1か月ぶりの同一カテゴリでの投稿になりますが、遅々として進展はありません。
四猫の為(あと妻)に家を買う
です。
ウッドショックの影響:四猫の為に家を買う悩み 四猫の為に家を買う〜物件探しその3〜
愛猫の為に家を買う。住宅業界を、ウッドショックが襲う!!
テレビ報道は殆どされていませんが、2021年3月頃から、ウッドショックという現象が起きているようです。
初めて記事を投稿したのが、2020年12月15日でした。
それ以前も、それ以降も、都度物件検索サイトで、購入出来そうな物件は出てきていないかのチェックをしていますが、なかなか掲載物件がふえてこないので何故なんだろうと思っていました。
我が家では、新築戸建ては地域、予算ともに現実的ではないので、中古戸建て物件を探しています。
ですが、中古戸建物件の掲載が殆ど増えてこないのです。
物件検索サイトに掲載される前に売れてしまっているのか、とも考えていましたが、そんなにバカスカ売れるようなモノでもないのではないか?と思っていました。
そんな時、注文住宅を受注し施工をされている方から教えてもらいました。
”今世界的に、ウッドショックが起きている。
中小零細企業では、木材を仕入れることが出来なくなってしまっている、価格もそうだが、そもそも木材が問屋に入ってこない。”
と。
その後、他の建築関係の方にも連絡をした際に同様の事をおっしゃってられました。
また、住宅を年度末から建て始めていたお知り合いの方も、
木材が入ってこない
可能性があって、引き渡し時期が大幅に後ろ倒しになってしまうのではないか、とおっしゃってました。
住宅や木材の関係者は、今回の木材価格の高騰、上昇は、”第三次ウッドショック”である、と。
新築を検討、購入されていた方が、
・大幅なリフォームを必要としない
・比較的築浅の中古戸建て物件
を検討の視野に入れ始めているというのが実情のようです。
新型コロナウイルスがこんなところまで影響をおよぼしているようです。
コロナ禍を克服したように見える、中国や米国が、景気浮揚策として、インフラ整備を打ち出せば、国際的な木材価格が一段と吊り上がる可能性もあるようです。
また、日本の林業従事者に関しては、高齢化が進んでいる等の課題を抱えており、国産の木材を急激に増産することも出来ないため、日本の住宅業界は、輸入の木材に頼らざるを得ない状態になっている。
林野庁によると、2019年の木材自給率は、わずか37.8%。
2011年から9年連続で上昇しており改善傾向にはある模様。
しかし、国産材は、バイオマス発電やパルプでの需要も多いため、住宅建材として使う木材へ回す割合は増やす事が出来ていないのが実情・・・
ちょっとした事の積み重ねがすこしずつ少しずつ影響を及ぼし、気が付いたときにはどうしようもなくなる・・・
だからどうしたら良いのか?っていう対策は、一般庶民である私なんかの考えで何とかなるようなレベルではない。
今回の”第三次ウッドショック”は、原因が複雑で、事態は長期化すると見られており、2021年内は木材の価格はおちつかないだろうというのが専門家の見解。
年内に価格が落ち着かない、という事は当然施工もそれに応じて後ろ倒しになり、かつ、中古戸建物件の価格も上昇する・・・
悩ましい問題が山積してますね。