保護猫との生活を綴ります

元野良猫を保護し、猫の多頭飼いしております。2010年、はやとちりから、保護猫との生活を始めた男の日々。あれよあれよ、と、二猫、三猫となり、2020年6月に、四猫となりました。猫との生活、猫の行動、猫の食べ物や病気、等等、保護猫との生活にて感動した事などを綴ってきます。野良猫として生を授かり、保護猫として命を全うしていく、四猫。2022年、都内に戸建て物件を購入し引っ越しをしました。2022年5月31日、五猫となりました。

【野良猫 保護】猫エイズだったカトリーヌ

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この出会いは、色々と考えさせられた、そんな出会いでした。

 

(マサムネ)の子供達である、お饅頭こと、(イナゾウ)(ユキチ)(コテツ)を保護し、そして、無事里親さんが見つかって、ほっと一息ついた頃。

なにやら、気になる野良猫が我が家に来ているようです。

いつものように、また、何か、やってます。

いつものように、暫くは妻のやりたいように、私は干渉せず、の日々。

野良猫の名前は、(カトリーヌ)、見た目は相当小さくて、産まれて半年も経たないのではないか?というようなイデタチ。体毛もあまり綺麗ではなく、身体もガリガリに痩せ細っている、そんな感じでした。

我が家の外階段の近くまで来るけど、他の野良猫さんが居る際には寄ってこず

(この頃、我が家の外階段は、ネコネコ会議で有名になったのか、野良猫さん達の溜まり場みたいになってました)

(妻は、いつも以上にテンションアゲ、で、こまめにご飯あげたり、水を替えたり、と、我が家の猫の世話に加えて、野良猫さん達のお世話をしてました)

(カトリーヌ)は、身体が小さいからか、他の野良猫さん達を押しのけて、ご飯を食べるという事は出来ず、他の野良猫さん達が居なくなる、もしくは、妻が、(カトリーヌ)だけご飯食べれるような場所に置いてあげなければ、ご飯を食べれない、そんな感じでした。

あまりにも痩せ細ってるし、元気がないから、一度保護し、動物病院に連れて行く事にしました。

この頃は、我が家には、長にゃん坊のクロと、次にゃん坊のチビ、の、二猫でしたので、保護し、里親さん、が、見つからなければ、我が家に迎え入れよう、と考えてました。

夜、(カトリーヌ)を保護する事が出来、その日はもうかかりつけの動物病院は終わっている時間でしたので、一晩我が家にて世話をし

(まだ動物病院に連れて行ってないので、狭いですが、ゲージに入れて、クロ、チビ、とは接触しないようにしておきました)

動物病院に連れて行き、先生からは

また、保護したのですね?

みたいな顔をされ、血液検査等、いつもの検査をしてもらい、元気がない原因が分かり、元気になれるように、一定期間は、我が家で保護しておこう、と考えてました。

診断結果が出ました…

猫エイズに罹患している事がわかりました。

(カトリーヌ)は、雌、産まれて2.3年経つ位の時期で、産まれながらの猫エイズなのか、喧嘩とかで、猫エイズに罹患したのか、は、先生にもわからないが、とにかく、猫エイズ、は間違いではない、と。

猫エイズ

という病気は初めて聞いたので、いつものように調べてみました。

 猫エイズに関しては、以下をご覧ください。

sannekoyonneko.hateblo.jp

 

 

猫エイズである事が判明し、私の考えは、

・猫エイズという事を公表し、里親募集をする事

(実際にサイトに登録したのは妻ですが)

・里親が一定期間見つからない場合は、大きめのゲージを購入し、クロ、チビと直接接触しないよう、注意しながら、(カトリーヌ)を一生涯面倒見る

この2つでした。

 

里親募集サイトへ掲載した数日後の事。

妻から、

(カトリーヌ)を受け入れたい、と申し出があった旨聞きました。

猫エイズの事を理解したうえで、里親になるとのことでした。

 

海外から、日本へ移住されている、まだお若い方でした。

私の拙い英語で何とか意思疎通をしながら、(カトリーヌ)を引き受けていただきました。

その方がおっしゃるのには、

ハンディキャップを持っているからこそ、里親になりたかった

とのこと。

 

このお考えには、簡単な言葉では表せない、心意気を感じ、大きな感銘を受けました。

 

動物病院の先生から聞いた事、自身で調べた事をその方にお伝えし、(カトリーヌ)を引き受けていただき、その場を後にしました。

 

後日、その方から連絡がありました。

その後も元気に、ご自宅の中で、過ごしている、と。