保護猫との生活を綴ります

元野良猫を保護し、猫の多頭飼いしております。2010年、はやとちりから、保護猫との生活を始めた男の日々。あれよあれよ、と、二猫、三猫となり、2020年6月に、四猫となりました。猫との生活、猫の行動、猫の食べ物や病気、等等、保護猫との生活にて感動した事などを綴ってきます。野良猫として生を授かり、保護猫として命を全うしていく、四猫。2022年、都内に戸建て物件を購入し引っ越しをしました。2022年5月31日、五猫となりました。

猫が元気で長生きしてもらうために飼い主がやるべきこと

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私は、猫との暮らしを10年しており、元々、三猫でしたが、2020年6月に一猫迎い入れて、今日現在で、四猫と暮らしております(あと、妻も1人居ます)

四猫全てが元々野良猫で、保護し、保護猫として生活を共にしております。

保護猫多頭飼いを10年している私が知り得た事や経験した事等を日々更新しております。

保護猫 多頭飼い

 



猫が元気で長生きしてもらうために飼い主がやるべきこと

 

猫の平均寿命は約15歳

動物愛護管理法では、飼い主の責務として「動物がその命を終えるまで適正に飼養すること(終生飼養)」と明記しています。

愛猫と1日でも長く一緒にいたいというのは、飼い主の切なる願いです。一般社団法人ペットフード協会の調査(2017年)によると、猫の平均寿命は、15.33歳完全室内飼育ならば、16.25歳で、いまや20歳を超える猫も決してめずらしくありません。

猫がここまで長生きできるようになった理由として、栄養バランスのよいキャットフードの普及、室内飼育の増加、獣医療の進歩、そして猫を家族の一員として位置づける飼い主の意識の変化などが挙げられます。

 

猫の年齢を意識しよう

猫はいくつになっても小さくて愛らしいので、いつまでも子どものように若いと思ってしまいがち。けれども、当然のことながら猫の一生は人よりも短いので、あっという間に飼い主の年齢を追い越していきます。

猫の年齢を人の年齢に換算すると、2歳までに人の24歳くらいになり、その後は1年ごとに、4歳ペースで歳を取る計算になります。

ずっと一緒にいると案外変化に気づかないものですが、人と同じように、猫も年をとれば白髪が出てきたり、毛がぱさついたり、筋力が衰えて高いところに登れなくなったり、変形性関節症になったりと、さまざまな機能が低下して、病気にもかかりやすくなります。

いつまでも「子ども」扱いしていると、老いによる変化や病気のサインを見逃してしまうこともあります。人の年齢だったら何歳かを意識すると、今の愛猫の身体の状況がイメージしやすくなります。

我が家の愛猫

長ニャン坊クロ:10歳(人間だと:24歳+(10-2)×4=56歳

次ニャン坊チビ:8歳(人間だと):24歳+(8-2)×4=48歳

三ニャン坊さんた:6歳(人間だと):24歳+(6-2)×4=40歳

四ニャン坊たかんぼ:6歳(人間だと):24歳+(6-2)×4=40歳

すでに私の年齢を超えているクロ・チビ。そして殆ど年齢が同じなさんたとたかんぼです。

 

病院&自宅でしっかり健康管理

猫は腎臓の構造上、泌尿器系の病気にかかりやすいことが知られています。腎機能の低下などによって起こる慢性腎臓病は、10歳以上の猫に多く見られる病気です。一度低下した腎臓の機能は元には戻らず、しかも症状が現れて飼い主が気づく頃には、腎機能が3割程度しか残っていないこともあります。

けれども、定期検診で血液検査を受けていれば、もっと初期の段階で気づくことができ、残っている腎臓の機能を維持して、低下の進行を遅らせることも可能です。

愛猫に元気に長生きしてもらうために、動物病院で定期的な健康診断を受けましょう。9歳以下は年1回、10歳を過ぎたら、年2回の健康診断で、健康状態を確認します。合わせて、自宅でのトイレチェック、食事と体重の管理、ボディチェックも行い、少しでも違和感があれば動物病院で診てもらいましょう。

 

悔いを残さない自宅での看護・介護

病気や加齢が原因で、トイレがうまく使えなくなったり、食事が自分で食べられなくなったりして、自宅での看護や介護が必要になるかもしれません。投薬の方法やケアのやり方などを動物病院などで教わりながら、猫と自分にとって最良な方法を見つけてください。

また、完治する見込みがなく、猫が苦しんでいる場合には、延命治療を続けるか、安楽死かという選択に直面することもあるかもしれません。いずれにしてと、決めたことは絶対に後悔しないことが重要です。愛猫のことを思ってあなたが下した決断なのですから、愛猫もきっと納得してくれるはずです。