私は、猫との暮らしを10年しており、元々、三猫でしたが、2020年6月に一猫迎い入れて、今日現在で、四猫と暮らしております(あと、妻も1人居ます)
四猫全てが元々野良猫で、保護し、保護猫として生活を共にしております。
保護猫多頭飼いを10年している私が知り得た事や経験した事等を日々更新しております。
ブログの登場ニャン物、人物は、以下記事をご参照ください。
ご質問、ご相談を受けましたので、いつものように調べて知り得たことを書きたいと思います。
猫が行方不明になったらどこに届ける?
飼い猫が網戸を破って外に出てしまいました。慌てて近所を探し回ったのですが、見つからず、丸一日帰ってこなくて心配でたまりません。完全室内飼いなので、初めて外に出て迷子になっていると思います。なんとか探したいのですが、どこに届けたら良いのでしょうか?
関係機関に連絡をしよう
室内飼育の猫が外に出た場合、心細さからどこかに隠れている可能性もあります。猫の行動範囲はそれほど広くはないので、近所を探しながら、なるべく早く関係機関に連絡しましょう。連絡先は、動物愛護センターや保健所、警察署、周辺の動物病院などです。
動物は法的には「物」なので、猫が警察署に届けられると「遺失物」として扱われます。遺失物法では、拾得者は速やかに遺失者に返還するか、警察署長に届けなければならないのが原則です。保管期間は3ヶ月とされていますが、警察署には動物の専門家がおらず、飼育の施設がないことから、2006年の遺失物法改正によって、猫や犬については、動物愛護管理法35条の「猫及び犬の引取り」に基づき、拾得者は、警察に届け出なくても、都道府県、つまり動物愛護センターへ引き渡せばよいことになりました(遺失物法4条3項)。
警察署で一時的に預かり、動物愛護センターに引き渡されることもあります。
動物愛護センターのホームページには、保護されている動物の情報が公開されている場合もありますし、環境省のホームページには収容動物検索サイトが開設され、県をまたいでの検索も可能ですので、活用しましょう。
動物愛護センターのホームページ(東京都)
環境省のホームページ
自分の力で徹底的に捜索する
迷い猫を探すには、インターネットで情報を拡散する、チラシやポスターを配布するなどの方法があります。ただし、ポスターを電柱に貼る場合は、電力会社など所有者の許可が必要で、勝手に貼ると条例違反などに問われることもありますので注意しましょう。
チラシ、ポスターを作成するにあたり、
ドコノコ
というアプリが非常に便利です。
ドコノコに関しては以前書きましたので、以下ご参照ください。
【猫の迷子にはドコノコ】【四猫 多頭飼い】 - 保護猫との生活を綴ります
行方不明になったペットを捜索するペット探偵を利用することも検討するかと思いますが、依頼する際には信用できる業者かどうか情報を集め、捜索範囲や調査内容、料金などは事前に確認しましょう。なお、「ペットを探します」という場合は、結果を含まない「準委任契約」という解釈となり、見つからなかったもしても支払いしなくてはならなくなります。
ペット探偵に関して
メディアにて取り上げられている模様です。情熱大陸という番組のバックナンバーを以下に貼っておきます。
身元明示は飼い主の義務
大切な家族である猫が無事に戻ってくるためには、各機関に連絡する際に猫の種類や性別、大きさや毛色などできる限りの情報を知らせておくことが大切です。動物愛護センターでの収容期間は自治体によって異なり、動物愛護の考え方が広まり殺処分を減らす方向に変わりつつあるものの、収容期間を過ぎれば殺処分されることもあります。
動物愛護管理法では所有者の管理責任を明示しており、マイクロチップの装着を推奨しています。犬と違って登録義務のない猫にとっても確実な身分証明となるため、万が一に備えて検討しておきましょう。
猫は脱走のプロでもあります。そのため、脱走できないように、
にゃんがーど
公式サイト:ねこ専用脱走防止扉【にゃんがーど】
の装着も検討されてはいかがでしょうか?
我が家は賃貸戸建て物件のため、にゃんがーどを装着することは今のところ検討出来ておりませんが、大家さんの許可が取れたり、自己所有の戸建てになれば、こちらは積極的に検討をしていきたいと考えております。
以前の記事
過去に、何個か猫の迷子に関して書きましたので、合わせてご参照ください。
【猫 迷子】【届け出と掲示板の利用】【四猫 多頭飼い】 - 保護猫との生活を綴ります
【迷子猫について】【四猫 多頭飼い】 - 保護猫との生活を綴ります
【迷子猫について】【四猫 多頭飼い】 - 保護猫との生活を綴ります