ご質問を受けましたので、私の経験している面からの回答となります。
- ご質問:猫を賃貸物件でコッソリナイショで飼うとバレますか?
- 回答:いずれかのタイミングで必ずバレます。
- 飼っている猫の数を正確に申告しています
- バレた場合はこうなります。
- そもそも何故ナイショで猫を飼う必要があるか、考察してみた
ご質問:猫を賃貸物件でコッソリナイショで飼うとバレますか?
・飼っている猫の数を正確に申告していますか?
・バレた場合、どうなるかわかりますか?
回答:いずれかのタイミングで必ずバレます。
バレる理由はさまざまあると思いますが、
運よく入居から退去までの間バレなくても、退去時に必ずバレる。
我が家の四猫は、壁や柱等で、爪とぎをしないので、目立つ爪痕というのはありません。
が、猫の運動会の名残で、壁を引っ掻いたり、扉の一部分を引っ掻いたり、という事はあります。爪とぎしそうな場所には、
のような、シートを貼っておりますが、思いがけないタイミングで引っ掻いた傷などがトイレの壁や、扉についたりしています。
ニオイでバレる
猫と生活を共にしているとなかなか気付けないですが、猫のニオイは当然家の中に残ります。そのため、退去時に退去確認をされた際に、バレます。
のような、消臭グッズを使って、家じゅう清掃を完全にするという手もあると思いますが、引っ越し作業自体でも大変なのに、それに加えて、家じゅう、ノンスペットをもって拭き掃除を完璧に・・・なんて私は出来る自信がありません。
音でバレる
賃貸マンションで猫をコッソリ飼っている場合でも、戸建て賃貸でコッソリ猫を飼っている場合でも、猫は色んな音を出します。
・ご飯を食べたいときに、ミャーと声を出します。
・遊んでほしいときに、ミャーと声を出します。
・運動会が始まったら、ドスドスと、足音を出します。
・トイレをした後、ウンチングハイになったら、一人で駆け回り、ドスドスと、足音を出します。
等、声や音が出ますので、それらを近隣に隠し通すことは不可能ではないか?と思います。
近隣にバレて、それが、苦情となったら、不動産屋、管理会社へ通報され、バレます。
飼っている猫の数を正確に申告しています
以前ブログにも書きましたが、分譲マンションでも、共に生活出来る猫(犬)の数が制限されているケースがあります。賃貸マンションの場合、仮に違反をしていたとして、バレたら、最悪、退去すればよいかと思いますが、分譲マンションの場合、バレて退去なんて事は、よっぽどのお金持ちさんじゃあないと現実的に無理だと思います。
そのことについて書いたブログは、以下をご参照ください。
バレる、バレないは別にして、共に生活している猫達のうち、誰かをいないこととして、申告することなんて、性格上出来ません。
そうよね、以前冷やかしで訪れたタワーマンションの説明を聞いてた時も、「居ないことに・・・」みたいなことを言われて、相当憤慨してたよね
バレた場合はこうなります。
猫を手放すことになります。
法律の関係で、猫をどこかに放置することはできませんが、いずれにせよ、里親を探すなりする必要が出てきて、猫と離れ離れになります。
いきなり強制退去の知らせが届きます。
賃貸契約上、契約している側は、色々な法律で守られております。細かい法律の内容はここでは割愛いたしますが、通常の賃貸契約をしている場合、借りている方が貸している方よりも権利が守られている場合が多いです。
ただし、今回の場合のように、ナイショで猫を飼っていて、という状況ですと、
明日出ていってくれ
みたいなことを言われても仕方ない状況下に置かれます。なぜならば、契約書上、猫(ペット)飼育不可という事を知っていて、そのうえで猫を飼っていたからです。
罰金の支払いを請求される
猫を手放し、そして、強制退去を命じられ、さらに、罰金を請求されます。
通常、ペット可物件では、契約時に、敷金をプラスで1か月分とか2か月分多く支払います。
我が家の場合、家賃の2か月分をプラスで支払いました。そして、そのプラスで支払った敷金ですが、退去時丸々全て返金はされません。
猫と共に、賃貸物件に住むという事はそういう事だと認識しております。
ただ、このご質問のような場合ですと、違反しているので、どの程度の請求がされるのか、想像出来ませんが、家賃の2か月分以上を請求されても、払うしかありません。
なぜならば、違反をしているのは、借りている側なので。
そもそも何故ナイショで猫を飼う必要があるか、考察してみた
・予期せぬタイミングで猫を飼う事になったから
・猫は飼いたいが、猫可能物件に引っ越しはしたくない(引っ越しはできない)
まだまだ理由はあるかと思いますが、いずれにしても、猫と共に生活を始めれば、
自分自身の生活のペースは少なからず変わります。
猫と一緒に住みたいけど、自分の生活スタイルは変えたくない
のような方は、そもそも猫を飼わないほうが良いかと考えます。
我が家では、早朝三時に、三ニャン坊さんたが、カーテンをよじ登り、ご飯をせがみます。
私か、妻が起きるまで、そのカーテンよじ登りは続きます。
カーテンをよじ登ったら、ご飯が出てきたってのを覚えたから、もうやめないよ
便乗してるよ
そうなの??ご飯には興味ないから、寝てるよ
カツオ節を( ゚д゚)クレ!!煮干しはもう食べないから!!
猫と共に生活をするという事を、愉しい点だけではなく、自分の行動にある程度の制限がかかるという事を知っておいてもらいたい。
ある程度の制限がかかることを理解していれば、賃貸物件で、ナイショで猫を飼おうという考えには至らないのではないか?とも考えます。
愉しい猫との生活があなたにも訪れることを願っております。