保護猫との生活を綴ります

元野良猫を保護し、猫の多頭飼いしております。2010年、はやとちりから、保護猫との生活を始めた男の日々。あれよあれよ、と、二猫、三猫となり、2020年6月に、四猫となりました。猫との生活、猫の行動、猫の食べ物や病気、等等、保護猫との生活にて感動した事などを綴ってきます。野良猫として生を授かり、保護猫として命を全うしていく、四猫。2022年、都内に戸建て物件を購入し引っ越しをしました。2022年5月31日、五猫となりました。

猫の身体の仕組み

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突然だけど、なぜ猫は、助走なしで、身長の何倍もの高さにまでジャンプ出来るの??

 

 

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それは猫の骨格と筋肉のつくりによるものなのよ。以下にまとめてみたよ。

 

猫の身体

獲物を狙う猫

猫の身体のしくみ

木登り、水泳もできる

基本的には水が苦手とされている猫ですが、中には上手に泳ぐことが出来る猫も居ます。

泳ぎ方は、犬かきならぬ、猫かきです。

立ち上がる脚力

後ろ足の中足筋は前足よりも長く、スプリングのようなバネを兼ね備えています。

器用な手先

鎖骨をはじめとした骨格が他の動物よりも発達し、獲物やおもちゃを器用にもてあそぶことが出来ます。

器用な動きの秘密は骨格のつくりにあり

猫の身体は非常にしなやかで、他の動物に比べてかなり器用な動きが可能です。例えば犬には出来ない木登りをはじめ、獲物やおもちゃを前足で見事に捕らえてもてあそんだり、忍び足で音を立てずに歩いたり、後ろ足だけで立ち上がって手を伸ばしたり。

高い場所へのジャンプや着地などにも現れます。

その秘密の1つは、骨格のつくりにあります。

前足

鎖骨や前腕骨(橈骨・尺骨)が発達し、歩く以外にも捻りやつかみなどの三次元的な動きが出来ます。

後ろ足

中足骨は前足の中手骨の約2倍の長さがありますが、普段は関節を軟らかくして中腰のような姿勢を保っています。

助走なしでジャンプが出来るのは

脊椎骨がとても柔軟なことが原因です。

猫の筋肉は

白筋が多く、赤筋の割合が少ない。

時速50キロともいわれるスピードに一瞬で到達することが出来るダッシュ力を持つ一方、それを長い時間維持することが出来ません。

赤筋には、ミトコンドリアを豊富に含み、それにより、持続的収縮が可能ですが、猫はその赤筋が少ないのです。

白筋にはミトコンドリアが少なく、瞬発力が高くても有酸素運動には向かないのです。

 

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持続力ではなく、瞬発力に特化した身体のつくりってことなのね!!

 

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そうね、運動会も相当な速さで走ってるけど、長続きはしないのは、白筋が多く、赤筋が少ないのが原因ね。