私は、猫との暮らしを10年しており、元々、三猫でしたが、2020年6月に一猫迎い入れて、今日現在で、四猫と暮らしております(あと、妻も1人居ます)
四猫全てが元々野良猫で、保護し、保護猫として生活を共にしております。
保護猫多頭飼いを10年している私が知り得た事や経験した事等を日々更新しております。
ご質問・野良猫を保護しました。治療費はどの位かかりますか?
野良猫を保護したのですが、奥の歯がすごく茶色くなっており明らかに治療が必要そうです。歯の治療って大体相場いくらぐらいですか? 他にも去勢手術(オス猫)、ワクチン込み込みで大体どれくらいかかりますか?
ご回答・抜歯が必要か、抜歯した際の本数でも治療費は変わります。
ご質問者様は、最近、野良猫を保護したようです。一人暮らしの方のようで、猫と共に生活するのは初めてとのこと。
奥歯の治療が必要な位変色しているとのことです。
抜歯が必要な状況なのか、抜歯するとして、どの程度の本数を抜く必要があるのか、によって治療費は変わってきます。また、動物病院は、自由診療のため、同じ施術でも、動物病院によって、費用はさまざまです。
私が普段お世話になっている動物病院は非常に良心的だと感じますが、ご相談者様は初めて動物病院に愛猫を連れていくので、適正な金額がいくら位なのかどうかが分からないため、目安を知っておきたいとのことでした。
公益社団法人日本獣医師会が
平成27年度に行った「家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査」
によると、猫にかかる月あたりの動物病院の費用は、
1家庭で平均6,991円(年間で約8万4,000円)
ですが、いざ病院に行くと、人間よりも医療費が高額になることがほとんどです。
また同法人が、平成26年に
「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査及び飼育者意識調査」
という調査を行っています。
この調査では全国1365名の小動物臨床獣医師に対してアンケートを行い、検査や治療の種類ごとの料金を尋ねています。
初診料は?
初診料についてはほとんどの動物病院で500~2000円の間に収まっています。
歯科、口腔外科の歯石除去の費用は?
5,000円から12,500円の価格帯がボリュームゾーンのようです。またその際に、抜歯を伴う場合は、1本当たり、500円~3,000円の価格帯がボリュームゾーンのようです。
去勢費用は?
猫の去勢手術は1万~1万5000円がボリュームゾーンです。
猫混合ワクチン(Felv を含まないもの)の費用は?
3,000円~7,500円の価格帯がボリュームゾーンのようです。
猫混合ワクチン(Felv を含むもの)の費用は?
3,000円~10,000円の価格帯がボリュームゾーンのようです。
参照サイト・資料:http://nichiju.lin.gr.jp/small/ryokin_pdf/h27.pdf
(157頁のPDFファイルの為、データ重いです)
我が家で実際に掛かった費用は?
2020年11月11日に記事にしましたが、三ニャン坊さんたを動物病院に連れていき、歯石取りをしてもらいました。
その際には、抜歯を伴いましたので、およそ4万円程度かかりました。
2021年1月22日に記事にしましたが、長ニャン坊クロを動物病院に連れていき、歯石取りをしてもらった際の費用は、およそ24,000円程度でした(血液検査などもおこないましたので)
やはり、自由診療ということもあり、また、例えば歯石取りだけを行うとしても、同時に、血液検査等の検査をしてもらう事もあるので、金額としては、事前の想定していた金額よりも高くなる傾向が強いと思います。
口腔内の治療となると、麻酔を伴う治療になるので、往診サービスは適用できないかもしれませんが、もしもの時に、
動物病院に行けなくても安心!獣医さんの往診予約サービス【ジュイクル】
を確認しておき、お住いの地域の近くに往診サービスに対応してくれる動物病院があるかどうか、の確認も行っておいた方がよいと思います。
あなたにも心安らぐ猫猫ライフが訪れることを。