人間でもそうですが、猫にも効果的なマッサージというのがあります。
今回は、猫に効果的なマッサージ、回復力アップや体調を整えるマッサージ方法のご紹介です。
猫に効果的なマッサージを。回復力アップや体調を整える簡単なマッサージ方法
爪のつけ根をモミモミ
中央にある大きな肉球をぎゅうと押すと爪が出てきます。その爪を親指と人差し指でつまんで1本1本もみます。目安は各6~10回。
このマッサージは脳の活性化とカラダにたまった疲れを取る効果があります。
なお、このマッサージをしている際に、爪の周囲がひどい炎症を起こしていることがあります。マッサージをしながら、皮膚の様子を確認しておきます。
背中の皮をつまみあげる
背中の中央には、気の道(経路)とたくさんのツボがあります。そこを刺激するため、両手で背中の皮をぎゅうとつまみあげましょう。時間は5~10秒程度。
このマッサージは、多くのツボを一度に刺激出来るため、体調を整える効果があります。
前脚をむぎゅむぎゅ
まず左右の前脚を握り、交互に軽く力を入れます。次に脚の表側に親指、裏側に人差し指の第2関節をあてて、テンポよくマッサージ。
このマッサージは、足裏にあるたくさんのツボを刺激することになり、ちのめぐりがよくなる効果があります。
猫のツボはどこにある?
頭にあるツボ
頭頂部の中央(左右の耳の間)にある「百会」のツボは、ストレスや神経過敏を緩和するツボ。
頭のツボは指の腹を使って、ゆっくりと。
顔と鼻の周囲にあるツボ
鼻の左右横にある「迎香」のツボは、鼻水や鼻づまり、副鼻腔炎など効果が期待できます。左右の耳の後ろにある「風池」のツボは目の疾患、難聴、ストレス解消などに効果が期待できます。
背中にあるツボ
背骨にある「督脈」と呼ばれる経路の上には、多くのツボが点在。
毛並みにそってなでるとツボが刺激され、腰痛改善の効果が期待できます。
纏め
猫のツボは350カ所以上あると言われており、ツボは中国医学に由来する経験則から見出されたもので、「気の道」(経路)の上にあります。そこを指圧したり、なでたりして刺激することで血行が良くなり、健康維持に効果があります
・なでる、つまむ、もむ
猫はカラダが小さいため、一つ一つのツボを的確に押さえるのは至難の業。そのため、ポイントを覚えて、その周辺をマッサージすることを習得。ただし、ツボをグリグリ強く押すのはNG。「円を描くようにやさしくなでる、つまむ、もむ」が基本
・手を温めてから始める
人のてが冷たいと驚いたり、警戒したりするので、マッサージは手を温めてから
手でマッサージをするのがなかなかうまくいかない場合には、猫用のマッサージ道具を使ってみるのも良いかも!!??
コチラは購入して、我が家の四猫の反応をレビューしてみたいと思います。