愛猫に給与するご飯、いわゆるキャットフード、その中で、ドライフードですが、相変わらず、Instagramをみているとタイムラインに流れてくる
無添加、グレインフリーを謳ったキャットフード。
我が家でも、幾度となく無添加、グレインフリーのキャットフードを購入し、給与し、全く食べてくれない、を繰り返してきました。
そこで、素朴な疑問です。
無添加、グレインフリーじゃあなくても
総合栄養食
と謳ってあるキャットフードは多々あり、2022/07現在、我が家の愛猫達のお気に入りのドライフードは、
ROYAL CANIN ロイヤルカナン エイジング 12+
ユニ・チャームペット 三ツ星グルメ お魚味 クリーム
です。
これら2つは総合栄養食ではありますが、無添加ではなく、かつ、グレインフリーでもない。
グレインフリー、無添加のキャットフードが良い!と盲目的に信じるのは如何なものかと感じ、いつものように調べてみました。
【愛猫の栄養バランスを考える】 キャットフード ドライフードは、グレインフリー、無添加が良いの?
総合栄養食てのは何?
そもそも総合栄養食とは、
ペットフードのうち、犬又は猫に毎日の主要な食事として給与することを目的とし、当該ペットフードと水だけで指定された成長段階における健康を維持できるような栄養素的にバランスのとれた製品であって
「ペットフード公正取引協議会」
の定める試験の結果を基に定められている
という事です。一定の基準を満たしていなければ、総合栄養食とは謳えない為、給与しているキャットフードが
総合栄養食か否か、をまずは確認してみます。
ROYAL CANIN ロイヤルカナン エイジング 12+:総合栄養食
ユニ・チャームペット 三ツ星グルメ お魚味 クリーム:総合栄養食
でした。
添加物は何故入っている?
添加物と聞いて、良い印象をもつ飼い主よりも、良くない印象をもつ飼い主の方が多いのではないかと思います。
実際私も添加物が入ってる!てわかって給与を止めたキャットフードがありました。
ただ、この添加物有り無しは、有るからダメとか、無いから良いというモノでは無いことを知りました。
実際に、キャットフードの添加物を見てみましょう。
こうしてみると、含有量に関して注意が必要な添加物があるものの、含まれているから逆に良い添加物もある事がわかります。
我が家ではほぼ食べてもらえなかったけど、やたらと広告表示されることの多い
モグニャン
で見てみましょう。
酸化防止剤は入っているようですが、人工の酸化防止剤ではなく、植物由来のモノなのか、カッコ書きで記載されています。
酸化防止剤が仮に含まれていないとすると、という事は、開封して1ヶ月程度で、一袋1.5Kgを給与し切らないと、どんどん鮮度が落ちていく事になります。
小分けになっているわけでは無いので、一度開封すれば、どんどん酸化が始まる事になります。
1日の給与量をみると、平均すると、50g程度ですので、単頭飼いの場合、ほかに何も給与せず、モグニャン だけ給与したとして、ギリギリ1ヶ月で給与し終わる計算になります。
グランツのように、小分けになっているモノであれば、無添加でも、単頭飼いでも、ある程度の鮮度を保った状態で、給与することが出来ます。
こうやってみると、盲目的に、
グレインフリー、無添加のキャットフードが良い!
という考えを改める事が出来ると感じました。
一昔前に比べて、入手出来る情報量が多すぎて、その事が起因して、情報の波に晒されていて、何が正しい、何が正しくない、の判断をする知識が必要なのだと思います。
溢れかえっている情報の中で、何が正しくて、何が正しくないのか、この取捨選択が、今の時代本当に難しくなってきていると感じます。
大多数の意見が正しいという事もなく・・・
生きにくい世の中になってきたって感じることも多くなってきました。