保護猫との生活を綴ります

元野良猫を保護し、猫の多頭飼いしております。2010年、はやとちりから、保護猫との生活を始めた男の日々。あれよあれよ、と、二猫、三猫となり、2020年6月に、四猫となりました。猫との生活、猫の行動、猫の食べ物や病気、等等、保護猫との生活にて感動した事などを綴ってきます。野良猫として生を授かり、保護猫として命を全うしていく、四猫。2022年、都内に戸建て物件を購入し引っ越しをしました。2022年5月31日、五猫となりました。

【猫のリンパ腫】次ニャン坊チビ、5度目の外科的処置を行う。

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リンパ腫が認められてから早1年半。

1度目の外科的処置をしてから今回で5度目の外科的処置となります。

私は基本的に朝5時頃起きるのですが、いつもと違って五猫も私と一緒の起床でした。

五猫なりに何かを感じているのかもしれません。

平日の手術なので、今回も妻に任せっきりです。

12時頃から手術開始し、手術後の状態等加味して、日帰りが出来るのか、1泊するのか、が、決まるそうです。

野良猫だったチビを我が家に迎え入れた時から、私と妻のエゴに付き合わせています。

出来る事があるうちは出来るだけやりたい、というのが我が家の方針です。

あとどのくらい五猫で居られるのか、わかりませんが、もう少し、もう少し、五猫と一緒に居たいという想いです。

【猫のリンパ腫】次ニャン坊チビ、5度目の外科的処置を行う。

出勤前の私に、ゴロニャンしてきたチビ

出勤前の私に、ゴロニャンしてきたチビ

早朝のチビ。

珍しく私のベッドに来ていました。

先週位から、

チビ、手術だでな、もう1回。

と話しかけていたので、感じるモノがあったのかも知れません。

私が出勤する頃の時間帯はまだまだネンネしていることが多いので。

ナデナデをほどほどにし、私は出勤します。

ナデナデすると、膝の上に乗っかってきて、ナデナデ催促が加速します。

2023/02/21 9時前 妻からメール

じゃあ、チビ、連れて行くでな。

2023/02/21 11時過ぎ 妻からメール

体重は、6.58キロ

前回2023年2月7日の定期検診の際の体重が6.58キロでしたので、体重の増減はほぼ無し。

  • 血液検査
  • 全身麻酔
  • CT
  • 外科的処置

という流れになります。

血液検査は全く問題はない、との事です。

CTを行い、腫瘍等の確認をし、外科的処置が可能かどうか判断をし、処置出来るとなれば、手術開始、処置不可な所見となれば、手術はしない形となります。

2023/02/21 13時過ぎ、妻からメール

かなり腫瘍が大きく、肺や気道を圧迫し始めているそう。

開いてみて、やっぱりとれません、て、可能性はなきにしもあらずだけど、裏を返せば、

「まだ取ってあげられる可能性がある」

ということ。

もしかしたら、出血が多く、入院になるかもだけど、このままでは、そう遠くないうちに、腫瘍が気道を狭めて呼吸困難になるかもだから、手術はしてもらうことにしました。

と。

素人の私でも認識出来るくらい、腫瘍は大きくなっており、気道を圧迫しているかのように、時折、チビの呼吸音は変になります。

2023/02/21 13時30分 妻からメール

腫瘍が神経を巻き込んでいるから、とれないって。

開いてからでしかわからないことで申し訳ないが、神経ごととるわけにはいかないので、とのこと。

手術は中止です。

あとはチビたんが、緩やかに腫瘍と共存するしかない感じ。

今後は、

食べられない

とか

呼吸困難という症状

が出てくるから、その時その時で対応を考えるとのこと。

呼吸がしづらくなったら酸素室のレンタルなどあるらしいけど、一度入ると入りっぱなしになってしまうから、

(濃い濃度の酸素だから)

呼吸困難になったとき、安楽死を選ぶ飼い主もいるそう。

と。

メールを受け取った際、言葉を失ってしまいました。

立ち会いをしている妻の精神的な負担も心配です。

飼い主として、チビに出来る事は何かないのか…

2023/02/21 15時前 妻からメール

腫瘍取る予定で結構大きめに傷があるし、筋肉切った痛みもあるだろうからということで、今日は入院にしてもらいました。

17時30分頃、麻酔から醒める予定なので、17時30分頃、再度病院に行くよ。

と。

2023/02/21 17時30分頃 妻からメール

今、面会に来たら、傷は痛々しいんだけど、ぐるぐる甘えてきて、先生が

「連れて帰れって言ってるね。大丈夫じゃないかな」

と言ってくれたので、2週間効く抗生剤を注射してもらってから連れて帰ります。

と。

人間で例えると、首元からお腹あたりまでを開腹され、腫瘍を取り出す事はなかったけど、全身麻酔をして、数時間で、自宅に帰りたいってアピールするチビ。

妻のメールを見てるだけでも泣けてきます。

早く自宅へ連れて帰れ!!ってケージの中からアピールするチビ

早く自宅へ連れて帰れ!!ってケージの中からアピールするチビ

とにかく家に帰りたいとのことなので、病院で1泊せず、自宅へ帰ります。

猫は痛みに強い

って言いますが、ホントに、今文字を打ってるだけでも泣けてきます。

手術部分を、舐めないように、エリザベスカラー

手術部分を、舐めないように、エリザベスカラー

自宅へ連れて帰り、エリザベスカラーを装着です。

通常のエリザベスカラーの装着方法とは違います。

この装着でないと、カラーの部分にヒゲが触れてしまい、チビはまっすぐ歩けなくなってしまうのです。

 

受け止めたくない事実を目の前に突き付けられ、下を向いてしまいそうです。

 

私が下を向けば、猫氏達も妻も下を向くことになってしまいます。

 

ですので、私は下を向かず、上を向いて、涙を乾かして、前を向いて、前を向いて。