【感想】ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット 第7巻|猫の支配と人類の絆、その先へ
猫に触れると“感染”してしまい、愛らしい猫になってしまう終末世界。
そんな衝撃的な設定から始まったサバイバル猫漫画
『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』
も、ついに第7巻に突入しました。
今回も、猫まみれの恐怖と癒し、そして哀愁が絶妙なバランスで描かれた傑作となっています。
第7巻の簡単なあらすじ(ネタバレなし)

第7巻では、主人公・クナギと仲間たちが「猫感染」の真相を探る旅の中で、ついに“猫化の核心”に触れる重要な展開が待っています。
前巻でたどり着いた猫だらけのエリア「サンクチュアリ」の正体が徐々に明かされる中、感染者と非感染者、そして“猫”との新たな関係性が浮かび上がります。
果たして猫化は完全なる“終末”なのか、それとも“進化”なのか──。
謎が謎を呼ぶ中、クナギの過去や信念にもスポットが当たり、物語の奥行きがぐっと深まっていきます。
見どころ5選|第7巻の注目ポイント
1. クナギの人間味あふれる内面描写
これまで無口でミステリアスな印象の強かった主人公クナギですが、第7巻では彼の心の葛藤や優しさが丁寧に描かれています。
「猫から逃げたい」という単なるサバイバルではなく、「猫も愛しているからこそ避けたい」という矛盾する想いに共感せずにはいられません。
2. 謎の女性キャラ「リツ」再登場!
読者の間でも人気の高い謎多き女性・リツが再登場し、物語に新たな緊張感を与えます。
彼女が持つ“猫への対抗手段”とは一体何なのか?
その行動に、クナギたちがどう向き合うのか──人間と猫の「共存」がキーワードとなる本巻の重要キャラです。
3. 猫たちの行動に変化が!?
第7巻では、ただ可愛いだけではない「猫の意志」が少しずつ見えてきます。
従来の猫感染とは一線を画す、知性のようなものを感じさせる場面もあり、読者をゾクッとさせる場面も。
“猫による支配”は偶然か、それとも計画されたものなのか?謎が深まります。
4. 終末世界に差し込む「希望」
これまでの巻では「絶望」の色合いが強かったですが、第7巻では小さな「希望」の灯が描かれ始めます。
それは人と人との絆であったり、猫との予想外の交流であったり…。
読後に残る優しさがじんわりと染みてくる展開に心が救われます。
5. ギャグとホラーのバランスは健在!
もちろん、この作品の代名詞でもある
「笑っていいのか怖がるべきか分からない」
独特の空気感は今回も健在です。
猫に襲われるシーンも、どこかユーモラスでシュール。
思わず「こんな状況で笑っちゃうのか」とツッコミたくなる場面の連続です。
作画の進化と猫愛が止まらない!
巻を追うごとに作画がどんどん洗練されており、第7巻では猫の描写がさらにリアルかつ愛らしくなっています。
その一方で、人間の苦悩や緊張感もより鮮明に描かれており、画面から伝わる情報量が格段にアップ。猫の毛並み、しぐさ、表情、すべてが“本物”さながらです。
作者の猫愛がにじみ出るシーンも満載で、猫を飼っている読者は
「あ、うちの子もこうする…」
とニヤけてしまうこと間違いなしです。
まとめ:第7巻は物語の大きな転換点
『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』第7巻は、シリーズの中でも特に物語の核心に近づく重要巻と言える内容でした。
クナギたちの旅の目的が少しずつ明確になり、人間と猫との関係性に新たな可能性を感じさせてくれる構成に仕上がっています。
絶望的な世界で、なおも“猫への愛”を捨てきれないクナギたちの姿には、胸を打たれるものがあります。
猫が好きな人にも、サバイバルものが好きな人にも、そして「癒し」と「恐怖」を同時に味わいたい人にも、全力でおすすめできる作品です。
ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット 第7巻
2025年7月7日より、TVアニメ放送も開始されました。
2025年10月3日の投稿で、第1巻から第7巻まで&テレビアニメ放映の件も含めたレビューを纏め、投稿しました。