気づいたら、猫に見られていた日々。
そんな日常の中で、もう一つ、不思議に感じていることがあります。
呼んでも来ないのに、なぜかそこにいる
猫と暮らしていると、こんな場面がよくあります。
名前を呼んでも、こちらには来ない。
けれど、ふと視線を感じて振り向くと、少し離れた場所からこちらを見ている。
我が家で言うと、この距離感をよく見せるのが、クロとさんたです。
決して近くには来ないのに、気づけば同じ空間にいる。
そんな状態が、当たり前のように続いています。
近づかないけど、離れもしない
例えば、リビングでくつろいでいる時。
こちらが呼びかけても、クロはその場から動こうとはしません。
さんたも同じで、こちらの様子を気にしながらも、一定の距離を保ったまま。
けれど、完全に無関心というわけではなく、視線だけはこちらに向いていることが多いです。
まるで、「そこにいるのは分かってるよ」とでも言いたげな距離感。
この絶妙な距離の取り方が、猫らしいなと感じます。
“無視”ではなく、“選んでいる距離”
最初は、「呼んでも来ない=無視されている」と思っていました。
ですが、こうした様子を見ていると、少し違うように感じます。
来ないのではなく、来ない距離を選んでいる。
それでも同じ空間には居続ける。
つまり、完全に離れているわけではない。
この距離感は、嫌いだからではなく、むしろ安心しているからこそ成り立っているのかもしれません。
人とは違う“関わり方”
人間であれば、関わるなら近づく、関わらないなら離れる、という分かりやすい動きになります。
ですが猫の場合は、その中間のような状態が自然に存在しています。
近づかないけど、同じ空間にいる。
話しかけても来ないけれど、視界には入っている。
この曖昧な距離感が、猫との暮らしの特徴なのかもしれません。
それでも、ちゃんと見ている
どれだけ距離を取っていても、ふとした瞬間に目が合うことがあります。
その度に思います。
「ちゃんと見てるな」と。
近くに来ないからといって、関心がないわけではない。
むしろ、その距離の中で、しっかりと関わっているようにも感じます。
呼んでも来ないし、チラ見な様子はこちら
この距離感が、ちょうどいい
近すぎず、遠すぎず。
必要以上に干渉しないけれど、完全に離れるわけでもない。
猫との暮らしの中で感じるこの距離感は、どこか心地よいものがあります。
気づけば、その距離にこちらが慣れていき、むしろそれが当たり前になっていく。
猫と人との関係は、こうして少しずつ形作られていくのかもしれません。
次は、そんな猫が見せる「人との関係性」について、もう少し踏み込んでみたいと思います。
つづく