気づけば、すぐ後ろにいる存在。
猫と暮らしていると、そんな瞬間が増えていきます。
気づけば、ついてきている
猫は気まぐれで、自由な生き物。
そう思っていたのですが、日々一緒に過ごしていると、少し違う一面に気づきます。
それが、「ついてくる」という行動です。
特に我が家では、その傾向が分かりやすく現れているのが、たかんぼとみゃあです。
座ると決まって、膝の上に
机に向かって座ると、しばらくしてやってくる気配があります。
視線を落とすと、たかんぼがこちらを見上げている。
そして、何の迷いもなく、膝の上へ。
毎回、ほぼ同じ流れです。
偶然とは思えないほどのタイミングで、当たり前のように乗ってきます。
まるで、「そこに座ったなら、ここだよね」と分かっているかのように。
一人のはずの空間に、もう一猫
一方で、みゃあはまた違った形でついてきます。
トイレに向かうと、どこからともなく現れて、当たり前のように一緒に入ってくる。
一人のはずの空間が、気づけば二猫になっていることも珍しくありません。
そして、当然のようにアピールが始まります。
「ここにいるよ」と言わんばかりに。
距離を取るのに、離れない理由
第3話では、猫は距離を取る存在だと感じた話を書きました。
呼んでも来ないのに、なぜかそばにいる。
そんな距離感です。
けれど今回のように、こちらが動いたタイミングで、自然についてくる姿を見ると、また違った一面が見えてきます。
普段は距離を取るのに、必要なときには近くに来る。
この行動は、単なる気まぐれではなく、何かしらの意図があるようにも感じます。
“人の動き”を見ているということ
思い返してみると、どちらの行動にも共通している点があります。
それは、「人の動きに合わせている」ということ。
座る、移動する、空間に入る。
その一つ一つに反応するように、猫たちが動いているように見えます。
つまり、猫は自由に見えて、その実、人の行動をしっかり見ているのかもしれません。
ついてくるという、さりげない関係
呼べば来るわけではない。
けれど、気づけばそばにいる。
そして、タイミングが合えば、自然についてくる。
この関係は、強い結びつきというよりも、もっと穏やかで、さりげないものに感じます。
でも、そのさりげなさが、どこか心地よい。
それが、猫との距離なのかもしれない
近づきすぎず、離れすぎず。
必要なときに、自然とそばに来る。
猫との暮らしの中で感じるこの距離感は、人との関係とは少し違うものです。
けれど、その違いこそが、猫と過ごす時間の魅力なのかもしれません。
次は、そんな猫との関係が、どのように変わっていくのか。
少し長い時間軸で振り返ってみたいと思います。
つづく