保護猫との生活を綴ります

五猫と暮らす保護猫ブログ。 多頭飼いの実体験から、猫の行動・健康・暮らしの工夫を発信しています。

新年に見直したい“猫との暮らし”。五猫と暮らして分かった、やらなくてよかったこと

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新年に見直したい“猫との暮らし”。五猫と暮らして分かった、やらなくてよかったこと

新しい年になると、少しだけ気持ちが引き締まります。

「今年はもっとちゃんとしよう」「去年より少し良くしたい」そんな思いが、自然と浮かんでくるものです。

猫との暮らしも同じで、新年をきっかけに環境を見直したり、習慣を変えようと考える方も多いのではないでしょうか。

ただ、五猫と暮らしてきて、年々強く感じるようになったことがあります。

それは、「やったほうがよかったこと」よりも、「やらなくてよかったこと」の方が、実は多かったのではないか、ということです。

猫のために、つい頑張りすぎていた頃

猫と暮らし始めた頃は、とにかく一生懸命でした。

正しい飼い方を調べ、失敗しないように情報を集め、できるだけ理想に近づけようとする。今思えば、それ自体は決して悪いことではありません。

ただ、その「一生懸命さ」が、いつの間にか自分自身を追い込んでいたように思います。

毎日きちんと遊ばなければならない。構ってあげなければならない。何か足りないことがあるのではないか。

そんな気持ちが、常に頭の片隅にありました。

でも、猫たちはどうだったのでしょうか。

今振り返ると、猫たちは「もっと頑張ってほしい」とは思っていなかった気がします。ただ、落ち着いた日常を過ごしたかっただけなのかもしれません。

多頭飼いで無理をしていたこと

猫が増えるにつれて、悩みも増えていきました。

特に、「全員を仲良くさせたい」という気持ちは、かなり強かったように思います。

同じ家に住んでいるのだから、できれば一緒に寝たり、じゃれ合ったりしてほしい。そんな理想を、どこかで抱いていました。

けれど、現実はそう簡単ではありません。

性格も、過ごしてきた環境も違う猫たちが、必ずしも同じ距離感で付き合えるわけではないのです。

無理に距離を縮めようとした結果、かえって緊張感が高まってしまったこともありました。

その経験から学んだのは、「仲良くならなくてもいい」という考え方でした。

同じ空間で、互いにストレスなく過ごせているなら、それは十分にうまくいっている状態なのだと思います。

「平等」にこだわりすぎていた話

もうひとつ、やらなくてよかったと感じているのが、「平等」にこだわりすぎていたことです。

ごはんの量、遊ぶ時間、声をかける回数。

できるだけ差が出ないように気を配っていました。

でも、猫は人間とは違います。

甘えたい猫もいれば、そっとしておいてほしい猫もいる。同じことをしても、喜ぶ猫とそうでない猫がいる。

それに気づいてからは、「同じにする」ことよりも、「その猫に合っているか」を大切にするようになりました。

結果的に、その方が家の中の空気も落ち着いたように感じます。

情報を追いすぎるのをやめた

インターネットには、猫に関する情報が溢れています。

便利である一方で、見すぎると不安になることもありました。

「このやり方は間違っているのではないか」

「もっと良い方法があるのではないか」

そんな思いが積み重なり、知らず知らずのうちに気持ちが疲れてしまう。

ある時から、情報との距離を少しだけ置くようになりました。

もちろん、必要な知識は大切です。

ただ、それ以上に信じるようになったのは、目の前の猫たちの様子でした。

落ち着いているか、よく眠れているか、ごはんを美味しそうに食べているか。

それが何よりの答えだと思うようになりました。

やめたら、気持ちが楽になったこと

やらなくていいことを少しずつ手放していくと、不思議と気持ちが軽くなりました。

「ちゃんとしなきゃ」という思いが薄れ、「まあ、これでいいか」と思える瞬間が増えていったのです。

すると、猫たちの様子も、より穏やかに見えるようになりました。

もしかすると、こちらの緊張が、知らないうちに伝わっていたのかもしれません。

新年を迎えて、猫との暮らしを静かに振り返る中で、「変わらない日常」そのものが、すでに大切なものだったのだと感じるようになりました。 そのことについては、こちらの記事で、もう少し感情の面から書いています。
猫と迎える2026年。何も変わらない日常が、いちばんの幸せだと気づいた話

新年は「足す」より「減らす」

新しい年というと、何かを始めたくなります。

でも、猫との暮らしに限って言えば、「減らす」ことも立派な選択だと思います。

やらなくていいことを減らす。考えすぎない。比べすぎない。

それだけで、猫も人も、少し楽になれる気がします。

今年は、完璧を目指さなくてもいい。

今の暮らしを大きく変えなくてもいい。

静かで穏やかな日常が続いているなら、それはもう十分なのだと思います。

新しい年を迎えた今、そんなふうに感じています。

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