気温が下がってきて、ベランダや庭先で育てている植物等を室内に置かざるを得ない季節がやってきました。
我が家では今のところ、ハーブ系の植物を外で育ててるけど
そうね。残念だけど、ハーブ達は、外で冬を越してもらうしかないね。
猫にとって危険なモノは、過去2つブログを書きました。そちらをご覧下さい。
改めて、猫には危険な植物を纏めてみました。
前述のブログとも重複しているモノがあります。
猫にとって危険な植物は、大きく分けて以下の2種類があります。
- 全体に毒性がある植物
- 一部に毒性がある植物
全体に毒性がある植物は、葉や茎、花、根など、どの部分を食べても中毒を起こす可能性があります。代表的な植物としては、以下のようなものがあります。
- ユリ科(ユリ、チューリップ、スズラン、ヒヤシンス、玉ねぎなど)
- ナス科(チョウセンアサガオ、ホオズキ、ニオイバンマツリ、トマトなど)
- サトイモ科(モンステラ、アンスリウム、シェフレラ、ポトスなど)
- キョウチクトウ科(キョウチクトウ、アセビ、ヤマボウシなど)
- バラ科(アンズ、モモ、サクラ、スモモ、ビワなど)
一部に毒性がある植物は、葉や茎、花、根など、一部の部分に毒性があります。代表的な植物としては、以下のようなものがあります。
- アイビー
- ポインセチア
- ゴムノキ
- シェフレラ
- フィロデンドロン
- アロエ
- シクラメン
- ヒマワリ
いくつか、ピックアップし、詳細を記載してみます。
猫に危険なモノ・・・植物は何があるの??
- ユリ科の植物
- サトイモ科の植物
- ドナセラ(幸福の木)
- 多食植物
ユリ科の植物
ユリ科の植物は花が大きく甘い香りがして華やかですが、実は猫にはとっては猛毒となる植物です。
鉢植えで自宅に飾られている方もいらっしゃいますが、水差しにユリを活けている場合は、その水にも注意が必要です。
量にもよりますが、摂取すると腎臓への毒性から急性腎障害を引き起こし、死に至る場合があります。
花、花弁、花粉、葉、茎などどの部位でも少量摂取しただけで危険です。決して猫のまわりにユリ科の植物は置かないようにしましょう。
ユリ中毒を引き起こす植物:ユリ科植物(カサブランカ、テッポウユリ、チューリップ、ローズリリー、ヒヤシンス等)、ススキノ科(キスゲ等)
サトイモ科の植物
サトイモ科の植物は大きく肉厚な緑の葉が綺麗なため、観葉植物として人気があります。
しかし、葉や根茎にはシュウ酸カルシウムが結晶状態で多く含まれているため、猫が食べると口腔内にチクチクと刺さり炎症や疼痛を引き起こし、嘔吐することがあります。
猫がいる室内には置かないようにしましょう。
サトイモ科の植物:ポトス、カラジューム、ディフェンバキア、モンステラ
ドラセナ(幸福の木)
人気の高い観葉植物ですが、葉に強い毒性があり、口にすると嘔吐、下痢、手足の腫れ、麻痺などを引き起こすことがあり、死に至る場合もあります。
幸福の木も、猫にとっては全然幸福ではないってこと??
そうね。幸福の木を置くことによって、幸福ではない事が起きてしまうね・・・
多肉植物
アロエをはじめとした多肉植物も有害な部類に含まれます。
アロエの皮や葉にバーバロインという成分が含まれ、口にしてしまうと下痢や腎炎を引き起こす可能性があります。
また、多肉植物にはサボテンのようにトゲがある植物も多く、触れたり、口にすることで手足や口内、口周りを傷付けてしまうことがあります。
またこのほかにも、ヒガンバナ、アサガオ、アジサイ、菊、パンジー、ツツジ科、ナス科の花などには注意が必要です。
猫と一緒に植物を育てることは難しいのね・・・
そうね。我が家は難しいけど、猫氏が入ってこない完全隔離室みたいな部屋を作って、そこには絶対に猫氏は入れないという行動制限をする必要があるね。
纏め
猫と一緒に生活している方なら経験があると思いますが、思いがけない行動を猫氏は取ります。
我が家の四ニャン坊たかんぼは、薄型テレビの上に乗ります。薄さにして10㎝もない位のしかも安定感がそこまでないテレビの上に乗り、箱座りをしてます・・・
また、次ニャン坊チビは、コンビニの袋などのビニール袋が大好きで、気が付いたらビニール袋の取っ手の部分をガシガシやって、稀に誤飲していたりします・・・
長ニャン坊クロ、三ニャン坊さんた、は、それぞれ慎重派なので、そういった行動をすることは少ないですが、見つけられていないだけで、それぞれにも特異な行動があるかもしれません。
四六時中、猫氏を見ておくことはできないので、猫氏にとって危険なモノは完全隔離か、諦めるか、のいずれかが必要になります。