猫同士が仲良くならない?3年経ってもダメな我が家のケース
猫の多頭飼いに憧れて、新しい猫を迎えたものの──先住猫と仲良くならない。
そんな悩みを抱えていませんか?
我が家には、五猫います。
その中で最も衝撃的だったのは、五猫目「みゃあ」を迎えたときのこと。
迎え入れてから3年が経ちますが、三ニャン坊の「さんた」と、みゃあは未だに仲良くありません。
この記事では、我が家の実体験をもとに
「猫同士が仲良くならないケース」
にフォーカスし、どうやって共存生活を送っているのか、猫たちの関係性をどう見守ってきたのかをお話ししていきます。
1. 五猫目「みゃあ」を迎えた日──空気が一変した
シャム猫の血が入った「みゃあ」が我が家に来たのは、今から3年前のこと。
それまでに、黒猫のクロ、サバシロのチビ、ハチワレのさんた、サバシロのたかんぼと、4匹の猫たちが仲良く暮らしていました。
もちろん、多少の緊張やケンカはありましたが、時間と共に馴染んでいきました。
しかし、みゃあが来たときは違いました。
特に反応が激しかったのが、三ニャン坊「さんた」。
ケージ越しの対面からすでに「シャー!」が止まらず、みゃあが部屋に入ろうとするたびに威嚇し、唸り声を上げる毎日。
その空気に他の猫たちも影響され、部屋全体に緊張が走るような状態に。
2. 「仲良くなれ」は人間の願い?猫のペースを尊重
多頭飼い初心者の頃、私たちは
「みんなで仲良く過ごせるように頑張ろう」
と思っていました。
でも、今ではその考え方自体が間違っていたのではないかと考えています。
猫にも相性があります。
人間と同じで、「この人はちょっと苦手かも」と思う相手と、どうしても打ち解けないこともあるのです。
さんたとみゃあは、まさにそのパターン。
最初の数ヶ月で改善するかと思いきや、半年、一年、二年と経っても、関係性は変わりませんでした。
最終的に私たちは
- 「無理に仲良くさせない」
- 「接触を避ける距離感を保つ」
方針に切り替えました。
3. 試してみたこと、そして見えてきた限界
- ケージ越しの対面から始める
- 匂い交換(タオルや寝床)
- フェリウェイなどのフェロモン製品
- 一緒にご飯タイム(少し離して)
- 遊ぶ時間を分けて、気を紛らわせる
色々試しましたが、さんたはみゃあが近づくだけで怒る日もあり、みゃあも引かずに「ウゥー」と唸り返す始末。
これはもはや“相性の問題”と認めざるを得ませんでした。
また、みゃあは他の猫たちとはそれなりの距離を保ちつつも問題なく過ごしていたため、「さんた限定」での問題だとわかりました。
4. 共存という選択──“仲良くないけど暮らしていける”
今では、さんたとみゃあは物理的な距離をとって過ごしています。
同じ部屋にいても、お互いが視界に入らない場所を選んで移動したり、寝床を分けたり。
激しいケンカは基本的に発生しません。
さんた、みゃあ、が近くに居る際には、出来るだけその間に人間が割って入るようにしています。
「仲良くならなければ失敗」
ではありません。
“干渉しない”という関係性も、猫たちにとってはストレスの少ない暮らし方の一つです。
5. 我が家の五猫、それぞれの性格と関係性
- クロ:おっとり系の長男。基本的に誰とでも仲良くできる平和主義者。
- チビ:やんちゃな次ニャン坊。好奇心旺盛で、みゃあとも適度な距離。
- さんた:縄張り意識が強く、特にシャム系に警戒心を抱く傾向あり。
- たかんぼ:空気を読むタイプで、誰とも争わない“癒やし系”。
- みゃあ:好奇心はあるが、相手の反応によっては引かずに応戦してしまう。
この5匹の性格を理解した上で、私たちは“それぞれの猫に合った暮らし方”を大切にしています。
6. まとめ:多頭飼いは理想より「現実」と向き合おう
猫同士が仲良くなるかどうか──それは飼い主の努力だけではどうにもならない場合があります。
猫の性格、相性、過去の経験…。
それらが絡み合って、関係性は築かれていくのです。
我が家のさんたとみゃあは、3年経っても仲良くなっていません。
でも、それでいいと思っています。
「お互いの存在を許容して、穏やかに過ごす」
これもまた、猫たちが選んだ関係性の一つだからです。
多頭飼いに悩んでいるあなたへ──
「仲良くならない=失敗」ではありません。
猫のペースに寄り添いながら、あなたの家族なりの“ちょうどいい距離感”を探してみてください。
あなたの猫たちとの暮らしが、少しでも穏やかなものになりますように。



