保護猫との生活を綴ります

元野良猫を保護し、猫の多頭飼いしております。2010年、はやとちりから、保護猫との生活を始めた男の日々。あれよあれよ、と、二猫、三猫となり、2020年6月に、四猫となりました。猫との生活、猫の行動、猫の食べ物や病気、等等、保護猫との生活にて感動した事などを綴ってきます。野良猫として生を授かり、保護猫として命を全うしていく、四猫。2022年、都内に戸建て物件を購入し引っ越しをしました。2022年5月31日、五猫となりました。

【さんたとの出会い】【四猫 多頭飼い】

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アスファルトからの照り返しがとにかく暑くて、辟易してた、そんな日の出来事でした。

本当に、ギリギリだったんだと思います。

それは、チビを保護猫として、迎え入れて、2年が経過した頃。
今思えば、2年サイクルで、野良猫を保護する体質になってるのかな…ってかんじちゃいます。

仕事で、車を使うのではなく、電車を使ってます。
会社の近くに、
猫屋敷
があり、出勤する時や、外出から事務所に戻る時には、必ず、その道を通って、っていうルーティンでした。

その日も、お客様先に訪問し、事務所に戻っていた時の事です。

いつものように、猫屋敷の猫達に、ご挨拶をしようと、猫屋敷の前に差し掛かろうとした際に、猫屋敷から
飛び出してくる子猫が居ました。

ぱっと見、ぼろ雑巾のようで、雑巾が飛んできた??って勘違いしちゃうような、そんな状態でした。

ガリガリで、肋骨が見えて、ダニにやられているのか、アスファルトの熱にやられているのか、後ろ足の毛は剥げてて地肌が見えてました。

そんな子猫が、私の足までヨロヨロ歩いてきて、
スリスリ
をしてきたんです。

文字にしている今この瞬間でも思い出すと泪がでてきちゃいそうな、そんな状況でした。

ギリギリの状態で私を見つけて私にスリスリしてきた。そんな状況で、このままにしておくことはできない。
でも、昼過ぎ頃なので、まだ自宅へ帰るわけにも行かず。

彼女(妻)に電話。

彼女(妻)は、基本、電話に出ません。消音にしてるだけではなく、かつ、バイブレーションもオフにしてるのです。

その日も、やっぱり出ません。

折り返しを待っている最中、ボロボロの子猫は私の足元から、猫屋敷の方へ戻っていこうとしてました。

彼女(妻)から折り返しがないので、メールを。

猫屋敷に、保護しなくちゃならない子猫が居るので、保護ヨロシク!!

彼女(妻)には、猫屋敷の事は話をしてて、場所も認識してたので、そのメッセージで伝わりました。

彼女(妻)は、自宅から、ゲージを持ち、タクシーを飛ばして、猫屋敷に到着。

その時、子猫は、空っぽになってた器を、物欲しそうにペロリ、と舐めたそうです。

その瞬間、彼女(妻)のハートは射抜かれたそうです。

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この出来事にはまだ続きがあります。

クロ、チビ、という先住猫がいて、かつ、人間も2人しかいないので、何かあった際に、それぞれが抱えていける、2にゃんこまで、と暗黙のルールが、私と彼女(妻)にはありました。
なので、保護した子猫は、病院に連れて行き、猫エイズ検査等し、薬を処方してもらい、それと同時に、
里親募集
も口コミサイト等で掲載していました。

保護して1週間程度経った日の出来事です。

口コミサイトの効果もあり、里親になっていただける方が見つかりました。

少しご高齢の女性の方で、今まで猫を飼ってたがその猫が亡くなってしまい、寂しいので、保護猫を飼いたい、とのことでした。

連絡を頂いたのは、その女性の娘様からで、指定住所まで、受け取りに行きますので、指示ください、とのことでした。

彼女(妻)に、上記を伝えました、まずは電話で。
ふぅ~ん
っていう、リアクションでした。

自宅に帰り、彼女(妻)に再度伝えました。
そしたら、シャクレ顔で、モゴモゴ言ってます。

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3人目の保護猫は、さんた、と名付けました。

そうして、
クロチビさんた、と、私、妻、の5人の生活が、今日まで続いています。

 

 

2020/06/06現在のさんた

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