ここのところ、AIという単語を見かけない瞬間はないのではないかと思うくらい、色んな場面でAIに触れる事が増えました。
仕事柄、IT関連の記事を朝から読み漁っていると、
【猫の「SOS」気づけるアプリ…AIで9割以上の精度で痛みを判定】
というタイトルが目に飛び込んできました。
なんちゃってツールの類かな、とも感じましたが、ソースは読売新聞なので、そこまでおちゃらけたツールではないかも知れないな、と思い、記事にアクセスしてみました。
【 CPD 猫の「SOS」気づけるアプリ…AIで9割以上の精度で痛みを判定】いつものなんちゃってツールなのかと思いきや
ソースはコチラ
愛猫の様子がいつもと違うと感じた際
数日間、注意して動向を観察します。
- ご飯の食べ具合のチェック
- 撫でてみて具合をチェック
- かかりつけ医に相談
我が家では五猫の様子がいつもと違うなと感じた際に、このような事をやっています。
幸運な事に、かかりつけ医は直接診察しなくても、状況を伝えるとある程度の事を教えてくれます。
ドライな部分もあるけど、かかりつけ医はホントちゃんと相談に乗ってくれて助かるよね!
そうね、しかも無理に治療や投薬を薦めてこないから、信用出来るよね。
ここ最近、三ニャン坊さんたの様子がいつもと違うのではないか、と妻が言っています。
1週間ほど前から、妻は自分の部屋ではなく、チビの居る1階の部屋でネンネしているからでしょうか、妻が寝静まった後、さんた、は、いつも妻にくっついてネンネしていたのが出来なくなって、拗ねているのでしょうか。
いずれにせよ、1階に降りて妻と一緒に寝る事はせず、妻の居ないベッドでネンネしているわけですが。
気になり始めると、何かしらの結論を導かないとならない訳で、ここ数日の間、注意深く、さんたを観察していました。
私の前では、ご飯をモリモリ食べるし、五ニャン娘みゃあにチョッカイを出して、シャーって怒られてるし、それほど変わった様子は認められないのですが。
私よりも妻の方が、さんたに接している時間が多い点を含めても、妻がそう感じるのであれば、もしかしたら何か良くない事が起きてるかも知れません。
そんな事を考えてた際に見かけた記事でした。
日本大学と共同で、猫の顔写真6000枚を収集
6000枚の写真をデータベースとして、
猫が痛みを抱えているかどうか、を、AIが判定する
その判定精度は90%以上であるとされています。
収集している猫の写真が全て痛みを抱えているのであれば、6000枚というデータベースは信用出来るかも知れません。
カナダ・モントリオール大の研究者が提唱する手法に基づき、獣医師らが、
- 猫の耳の傾き
- 目の開き方
- ヒゲの張り方
等5項目を点数化して痛みの有無を判断して、その結果をAIに学習させた
との事です。
2023/06現在は、無料サービスですが、今後、更に研究、改善を行って、有料化させるようです。
CPD 猫の「いたみ」検知AI の使い方
早速さんたを写真撮ってみます。
写真を撮る際の注意点は
近すぎるのはNG
寝ているのはNG
とのことです。
撮った写真をサイトにアップロードしてみます。
CPD 猫の「いたみ」検知AI 判定結果
AIの判定は痛みの表情は無しでした。
纏め
判断材料の1つとしての活用をしてみたいと思います。
猫は痛みを隠すのが上手であるとされています。
また、そもそも人間のコトバを使う事が出来ないので、普段から観察しておく事が必要だと認識しています。
猫を外飼いするのが当たり前だった頃、猫は死に様を飼い主に見せない、なんていうのもありました。
恐らく、病気になっている時、身を守るために、隠れる事の出来る場所を見つけてそこに籠り、結果、回復せずにそのまま命が尽きてしまう、そんな事が起因して、飼い主に死に様を見せないて言われるようになったのかも知れません。
愛猫の様子が普段と違う際に選択できる選択肢が一つ増えた事は、五猫とこれからも長く生活していく上で素晴らしい事だと感じました。
追記
先日訪れた猫のイベント:ネコ市ネコ座にも、出展されていました。
飼い主として、五猫の観察は出来るだけ注意深くしていますが、こういったツールの手助けを受けることによって、いち早く五猫の変化に気付けるようになれればって思います。