人間は忘れることが出来る、これは人間の特性だという認識をしています。
自身に強烈なインパクトをもたらした事ですら、時の経過とともにそれらはいつの日か、記憶の奥の方に仕舞い込んで、それらを思い出す回数はどんどんと減っていくのだと思います。
そのこと自体が良い、悪いということではなく、そうやって日々を積み重ねていくモノだと。
次ニャン坊チビのこと、悲しみがいつの日か癒えるのだろうと思っています。
この悲しみを癒す方法として、いくつかやっていきたいと思います。
【ロケットペンダント】次ニャン坊チビの事を記憶だけでなくモノに残す
購入したのは少し前。池袋に出掛けた際、露店のお兄さんに声を掛けられて何気なく見てたアクセサリーの中に、
ロケットペンダント
を発見しました。
闘病生活を続けていたチビ、いずれの日か、空へ旅立つ時が来るだろうから、将来そうなった時に、チビの写真を入れて、チビを身近に感じる事が出来るよう。
このロケットペンダントを作るのは、出来るだけ先になって欲しい、という想いもありました。
2023年9月2日、チビは、一旦空へ旅立ちました。
ロケットペンダントを作る時がやってきてしまいました。
まずは、ロケットペンダントの大きさを測ります。
この大きさになる写真を選定するのが一番大変でした。
チビの写真は私も妻も沢山持っていましたが、縮小しないで使えそうな写真、パッと思い出せません。
ストレージを漁っていたら、出てきました。
チビにとっては1回目の引越しの際に、部屋からどんどんモノが無くなっていき、猫部屋になってた部屋からコチラを不安そうに三猫で見ていただき際の1枚です。
100均で、強力接着剤と、トレーシングペーパーを購入しました。
ロケットの部分に、トレーシングペーパーを重ねます。
この際に、ロケットの外側の縁をなぞるようにしました。
出来れば接着剤を使わずに、写真をはめ込むイメージです。
写真にトレーシングペーパーを重ねて、写真を切りました。
うまくはめ込む事が出来なければ、接着剤を使います。
写真をうまくはめ込む事が出来ました。
なので、接着剤は使用せず、です。
つけっぱなしにできれば良いのですが、繊細なつくりのようですので、出掛ける前に装着して、帰って来たらここに戻す。
出掛ける前に、五猫の点呼を必ずするので、ここに掛けておけば忘れることもないと思います。
私の記憶の中のチビは、
保護したての頃の、名前の由来にもなった、ちびっこいのに、果敢に長ニャン坊クロにちょっかいを出しては怒られて、怒られてはちょっかいを出す、そんなチビっこいチビ。
おもちゃを咥えて私の目の前にやってきて、投げろ投げろ、を催促しているチビ。
色んなチビが居ます。
記憶だけでなく、残せるモノは残しておこうと思うのです。