2023年夏、非常に気温が高い日が続いています。
仕事で外回りをする事が多いので、暑さは身体にダメージを与えてくれます。
が、もう1つ、夏場は特にイラっとすることがあります。
それは、蚊の存在です。
客先に訪問する前に、ちょっと公園で休憩してって思いながら、日陰に居ると、いつのまにやら蚊に刺されている、なんて事が多々あり。
時には家の中にまで、蚊が入ってきてて、やっつけるのに格闘したり、と。
猫との生活を始める前は、リキッドタイプの蚊取り線香を使っていました。
猫との生活を始めて、盲目的に、蚊取り線香は、猫に害があるのではないか、と思い、使用を控えていました。
以前、猫が蚊に刺されても大丈夫なのかどうか、を調べて投稿しました
こちらの投稿で、猫に影響が少ない蚊取り線香を調べていました。
ただ、日中はもとより、家にいる際にも、
燃やすタイプの蚊取り線香は、猫氏達の思わぬ行動により、何かしらの事故が起きてしまうのでは無いか、と思い、蚊取り線香の設置はやめました。
ここ最近、家の中で蚊と格闘することが増えてきたため、改めて、蚊取り線香が猫にどんな影響を与えるのか、害がない蚊取り線香はなんなのか、いつものように調べた内容を纏めます。
猫に蚊取り線香を使っても大丈夫?害はないのか?
蚊取り線香の成分は?
燃やすタイプにしろ、リキッドタイプにしろ、網戸等に吹き付けるタイプにしろ、蚊に影響を与えるという事は、猫にも良くない影響を与えるのではないでしょうか?
それぞれのタイプの成分について調べてみました。
蚊取り線香【燃やすタイプ】
燃やすタイプといえば、金鳥の渦巻きが最も売れている蚊取り線香のようです。
蚊に有効とされている成分は、ピレスロイドでした。
蚊取り線香【リキッドタイプ】
リキッドタイプは色々なのが販売されているようです。
リキッドタイプの蚊取り線香で最も売れているのは、アースノーマット電池式のようです。
主な成分は、トランスフルトリンでした。
蚊取り線香【スプレータイプ】
燃やすタイプでもなく、リキッドタイプでもない、スプレータイプのモノで、最も売れているのは、蚊がいなくなるスプレーでした。
こちらの有効成分は、ピレスロイド(メトフルトリン)でした。
ピレスロイドは、猫に危険?
ピレスロイドは、哺乳類、鳥類等の恒温動物の体に入っても速やかに分解され、短時間で体外に排出されます。
そのため、猫のいる場所において使用しても悪影響はほぼ及ぼさないようです。
トランスフルトリン、メトフルトリンは、猫に危険?
トランスフルトリン、メトフルトリンは、極端に言えば、ピレスロイド系の改造バージョン。
ピレスロイドは、光や空気中で分解されやすいのですが、その点を改良したのが、トランスフルトリン、メトフルトリンということになります。
また、トランスフルトリンとメトフルトリンの違いは、
- 蚊以外にも効果を期待したい→トランスフルトリン
- とにかく蚊をやっつけたい→メトフルトリン
ということになるようです。
アロマ虫除けには注意
蚊取り線香の中には、アロマの成分が含まれているタイプのモノもあるようです。
アロマの成分が含まれている蚊取り線香は、猫にはあまり良くないという事だそうです。
ティーツリーやユーカリが含まれている場合が多く、それらは猫にとって中毒性が高く、危険なものです。
早速2タイプの蚊取り線香を購入、設置
我が家は3階建の戸建てです。
そのため、玄関入ってすぐの場所に1つ、リビングに1つ、合計2つの蚊取り線香を設置してみました。
1つ目はどこでもベープ未来です。
新開発らしく、バッテリーと薬液部分がセットになっていて、電池交換が必要なく、薬液が無くなったら、一体型になってる部分を丸ごと交換する事になります。
電池が切れて使えない、というのが面倒なので、セットになってるコチラは非常に使い勝手が良いです。
有効成分は、ピレスロイド系(メトフルトリン)です。
2つ目はベープリキッドセットです。
玄関入ってすぐの場所にコンセントがあるので、この場所にはコンセントタイプのモノを設置。
薬液をセットする際に、若干の注意が必要ですが、セットの仕方も簡単です。
1点懸念点があるとすれば、猫氏がチャイチャイしたり、運動会をしてる際に倒れたり、と、本体になんらかの衝撃があった際の転倒でしょうか。
有効成分は、ピレスロイド系(メトフルトリン)です。
纏め
蚊が活動するのは、4月から11月の間だと言われています。
気温で表すと、10度以上でボチボチと活動をし、それ以下になると活動せず。
また、40度を越えるような気温だと、死んでしまう蚊も多いとのこと。
とにかく蚊をやっつけたい場合には、有効成分がメトフルトリンのものを選択。
蚊のついでに蝿なども、というときは、トランスフルトリンのものを選択。
猫に影響を及ばなさいピレスロイド系ですが、完全に閉め切った部屋で長時間使用するのは避けた方が良いようです。
適時換気をしましょう。
愛猫に影響を及ぼさない蚊取り線香を設置する事が出来たので、家の中に蚊が入ってきても、蚊と格闘する事態も減ってくれるでしょう。
補足:合わせて読みたい投稿:猫にやさしい蚊取り線香は?