東京に来て20年近く賃貸物件に住んでいたのが、2022年4月末より、戸建てへ移り住みました。
家を購入する事を決断したのはいくつか理由はありますが、五猫、特にリンパ腫に罹患した次ニャン坊チビの為に、早急に購入を確定させたかったのです。
猫は家に住む、という表現があるように、賃貸のまま住み続けていて、チビが空に旅立った後引っ越しをしてしまうと、チビだけ置き去りになってしまうのが嫌だったのです。
今までセーブしてた意識はなかったのですが、戸建てに住み始めてから、モノがどんどん増えてきました。
その代表は、カプセルトイ、所謂ガチャガチャです。
壁につけられる家具を無印良品で購入したり、無印良品にない形は100均で購入したり、と。
【カプセルトイと写真たて】次ニャン坊チビの事を記憶だけでなく
存在がなくなったら、名前を呼ぶことがなくなる
妻がどこかでみたコトバだそうです。
チビが空に旅立ってから、チビを呼ぶ事がなくなったわけではありません。
朝出かける時の点呼も、
クロ、チビ、さんた、たかんぼ、みゃあ、それぞれの居場所に行き、行ってきます
を言います。
外出から帰ったら、真っ先に、
クロ、チビ、さんた、たかんぼ、みゃあ、にただいま
を言います。
寝る時には、
クロ、チビ、さんた、たかんぼ、みゃあ、おやすみよ、
を言います。
今も昔も何も変わりありません。
3階の妻の部屋に上がっていく階段壁面に、チビの写真を飾ることにしました。
ただ単に写真を飾るだけでは味気ないので、
【合掌 匠 猫拝 其の弐】
【敬礼 猫 弐礼】
【ねこ如来 マスコットフィギュア ほとけものシリーズ】
を使って、飾ることにしたのです。
- 拝んでいる猫氏が、一猫
- 敬礼している猫氏が、三猫
合計で四猫にて、チビの写真に向かい、そして、ねこ如来を添えて完成です。
寂しさを取り去る事は出来ないと認識しています。
寂しさに自分自身が占領される事もあります。
少しでも、寂しさを和らげる為に、記憶だけではなく、記録にチビを残しておきたいと思っているのです。