Twitterをぼんやりと眺めていたら、
TNR
というワードが目に入り、TNRてなんだろ?と思い、今回も調べてみました。
TNR,TNTAについて
TNRとは
Trap(トラップ):捕獲すること
Neuter(ニューター):不妊手術のこと
Return(リターン):猫を元の場所に戻す
また、2016年に東京都知事に就いた小池さんの活動として、
TNTAとは
Trap(トラップ):捕獲すること
Neuter(ニューター):不妊手術のこと
Tame(テイム):人に慣らす
Adopt(アダプト):譲渡する
TNRと、TNTAの大きな違いは、人に慣らし、そして、譲渡する、という部分。
保護猫一時預かりのボランティア活動は、TNTAの、Tameの部分を担っているという事になる模様。
保護猫一時預かりに関しては以下もご覧ください。
TNRは、居た場所に戻すという事で、私が猫猫探索をしている際に、見かける
さくらの花びらのようにカットされた耳を持つ地域猫
が、そのTNR活動で不妊手術をされた猫の目印、とのこと。
さくら耳にするようになった経緯は、平成26年度のTNR活動の際に、すでに不妊手術をされているのに、再度捕獲してしまった猫が、相当数居た事が理由とのこと。
公益財団法人どうぶつ基金さんが
推進するさくらねこTNRとは
即行、徹底、継続
とのこと。
詳しくは、以下の公益財団法人どうぶつ基金さんのホームページをご覧ください。
また、TNTAに関しては、以下のNPO法人東京キャッツアイさんのホームページをご覧ください。
このTNR,及びTNTAを調べてみようと思ったきっかけは、
動物の殺処分云々
ていう文言が、Twitterを眺めていた際に目に入って、TNRと検索した際に、一番最初に目に入ったホームページが、やたらと上から目線の文言の記載になっている、と感じ、TNR活動てのは、そもそも、そんなに上から目線で言われるような事なのか、と感じたのです。
(敢えてどこのホームページかは書きません)
そして、
野良猫として生を授かり、猫生を全うするのではなく、人間の手で殺処分されてしまう…
猫の殺処分は、数としては殆どないのではないか?と思っていたので、これも併せて調べてみた。
平成16年度
猫の引取り数:237,246
返還・譲渡数:4,026
殺処分数:238,929
引取りされた猫の99%が当時は殺処分されていたのか・・・
知らなかったとは言え、この数値を目にした時は愕然としました。
おそらく、今TNRや、TNTAの活動をされていらっしゃる方々もこの数値はご存知で、
なんとかしないとならない
という思いから、この活動をされていると思うと、頭が上がらないです。
平成30年度
猫の引取り数:56,044
返還・譲渡数:23,634
殺処分数:30,757
おおよそ半分の数値まで改善されているようです。
そもそも、猫の引取り数に関しても大幅に改善されているのは、まさしく、TNR、TNTAの活動をされている方々のおかげである、と思えます。
詳細は環境省のホームページをご覧ください。
私個人、私家族でできることは限られていますが、出来ることを出来るだけやっていこうと改めて考えました。