いつものように、気になった事を調べてみた。
今回は猫の目について。
きっかけは、夜ベッドに横になって、テレビを見ていたら、いつものように、
クロが私の身体に乗っかってきてネンネを始めたこと。
【猫の目について】猫の目は時計代わりになる?
猫は夜行性動物のため、暗闇でも活動が出来る。
猫の目の仕組みは、明るさを感じ取る光の量が、人間の1/7で十分なのだとか。
光の量がそんなに少なくてもよいので、実際に暗闇でも活動が出来るような形になっているようです。
猫の目には、網膜の後ろに、
タペタム
という層があり、このタペタムの働きにより、光を数倍にしてわずかな光でも明るさを感じ取れるようになっている模様。
このタペタムに加えて、猫の目は、身体に対して大きさが大きいとのこと。
目が大きいとその分、瞳孔が大きくなるので、この瞳孔の大きさ調整により、光の量を調整しているようです。
瞳孔の大きさの変化によって、猫の目の黒い部分が真ん丸に見えたり、縦に細長く見えたりするようです。
暗闇でも、活動できるので、視力も人間よりも良いのだろうと感じますが、視力自体は実は人間の1/10程度しかないようです。
視力の弱さを補うために、動体視力が相当発達しており、モノの小さな動きにも俊敏に反応できるのはそのためのようです。
また、
光の量を感じ取る<桿体;カンタイ>細胞が発達しているため、
色の識別をするための<錐体;スイタイ>細胞が少なく、色の識別があまりできていないようです。
赤色は、すべて緑色に認識しているようで、オレンジ色は黄色と認識しているようです。
また、猫の目は成長に伴って、色が変化していくようです。
子猫の時は、キトンブルーと言われるように、猫の目の色は、ブルーである事がほとんどのようです。
猫の目の色の変化には、メラニン色素が関係しているとのこと。
成長に伴って、メラニン色素の沈着が進んで、猫の目本来の色になっていくようです。
このメラニン色素の量は、遺伝によってきまっているようで、日光が少ない地域を原産とする猫の目の色は、ブルーに近い色になり、日光の量が多い、温暖な地域を原産とする猫の目の色は、オレンジやカッパー等濃い色になるようです。
オッドアイという、左右の目の色が違う猫を見かけることがあります。
日本では、オッドアイは、幸運をもたらすとされ、人気があるようです。
実際にオッドアイになる理由は、左右の目の色素沈着が同じように進まず、片方だけの色素沈着が進んだことが原因のようです。
ただ、成猫になってから、オッドアイになった場合には、注意が必要なようです。
その場合には、かかりつけ医に相談したほうが良いようです。何か疾患を抱えている可能性があるようです。
纏め
野良猫を保護し、10年にわたってともに生活してきましたが、まだまだ、猫の事について知らない事がたくさんあります。
普段の何気ない仕草等をもっと注意深く観察していると、猫の事をさらに知る事が出来ると感じております。
また、人間の言葉をしゃべれない猫氏達は、さまざまな身体の変化で体調の良し悪しを飼い主に伝えているんだと思いました。
オッドアイについても、ただ単に可愛いという事だけではなく、成猫になってから、オッドアイになった際には、注意が必要であるとか、知らなかった事だらけ。
猫の目について、追加で調べてみました。こちらも合わせてご覧ください。