以前の記事
にて、我が家の水飲み場について書きました。
三ニャン坊さんた、が、歯石取りに動物病院に行った際に、合わせて血液検査をしたようですが、その中で気になるところが何点かあり。かかりつけ医さん曰く
さんたちゃんは、あまり水を飲んでないかな?すぐすぐ対処が必要なレベルではないが、出来るだけ水を多く飲ませるようにしてください
との事。
その数値はコチラ
・Hb ヘモグロビン濃度
基準値:8.0〜15.0
検査結果:17.8g/dl
・PCV 血液の濃度
基準値:24.0〜45.0
検査結果:54.9%
・TP 総蛋白量
基準値:5.7〜7.8
検査結果:9.2g/dl
・ALB グロブリン
基準値:2.3〜3.5
検査結果:3.6g/dl
基準値に対して、検査結果がそれぞれ若干数値オーバーしている。
そう言われれば、さんたが水を飲んでいる姿を常に見かけるということはなく、たまに水を飲んでいる姿を見かける程度。
さんたは普段一人でいることが多いからね、どのくらい水を飲んでるか、把握できてないね・・・
そうね。クロもチビもたかんぼも水を飲んでる姿を見かけることは多いけど、さんたはなかなか見かけないねぇ。
ただ、強制的に水を飲ませることも出来ないので、こうなったら、ウェットフードを変更して、ウェットフードからの水分補給の量を増やせないか、と考え始めたところです。
水をあまり飲まない愛猫に水分補給
こんな方に読んでいただきたい
・愛猫の健康に気を配っている方
・愛猫が水を飲んでいる姿をあまり見かけない方
そもそも何故水分補給が必要?
猫は、体内の水分を効率よく利用する為に、尿を濃縮して排出します。頻繁な水分補給をしなくても生きていくことの出来る身体になりました。ただ、水分補給が十分でない場合、
・尿石ができやすく、泌尿器の病気になりやすい
・腎臓に負担がかかる
等のリスクが上昇してしまいます。それらを防ぐ為に十分な水分補給は必要と考えられています。
どのくらいの量が必要なの?
1日の必要水分補給量ですが、
・体重1kgとすると、およそ56ml〜84ml
・体重2㎏とすると、およそ94ml~141ml
・体重3㎏とすると、およそ128ml~191ml
・体重4㎏とすると、およそ158ml~237ml
・体重5㎏とすると、およそ187ml~280ml
・体重6㎏とすると、およそ215ml~322ml
・体重7㎏とすると、およそ241ml~361ml
・体重8㎏とすると、およそ266ml~400ml
とされています。さんたの体重がおよそ6kgとしますと、およそ215ml~322mlの水分補給が1日あたり必要です。
ウェットフードだけで、基準値をクリア出来るか?
さんたがウェットフードを1日で食べる量は、
のいずれか3つ、ないし4つを食べています。
・アイシア おさかな生活
1袋60g、水分は90.0%以下(54g)
・アイシア 黒缶パウチゼリータイプ
1袋70g、水分は82.0%以下(57.4g)
・ピュリナ フィリックス 我慢できない隠し味 ゼリー
1袋70g、水分は82%以下(57.4g)
ウェットフードを3つたべるとすると、172.2g、4つ食べるとすると、229.6gとなり、4つ食べるとすれば、1日の必要水分補給量の基準値に届きそう。ただ、ウェットフードの量を増やすとなると、そもそもの食べる量の問題も出てくるので、どうにかして、水を飲ませることも考えないとなりません。
水を飲ませるには?
- さんたが日中過ごしている時間が多い場所に水飲み場を追加
- 猫用ミルクを買い、さんたに飲ませる
- 猫茶を買い、さんたに飲ませる
- 水分割合の高いウェットフードを買い、さんたに食べさせる
1に関しては、これ以上の水飲み場を追加するのは難しい状況ではないかと考えられます。
2に関しては、飲むかどうか、やってみないとですが、最近グルメチックなので、初見では飲まない可能性が高いです。
3に関しては、いろんなサイトで見かけて、興味はありましたが、先ほど検索してみると、どこも売り切れになってて、すぐに購入することが出来そうにありません。
4に関しては、アイシア 健康缶パウチ 水分補給というのがあり、こちらが、40gの内容量のうち、水分量が89.7%以下となっており、今給与しているどのウェットフードよりも水分量は多いようですので、候補NO1かな。
纏め
歯石を取りに動物病院に行き、抜歯が必要な状態だという事を気づかされ、更に、摂取している水分量にもっと気を使うべきである、と指摘を受けました。
愛猫が健康な生活を続けられるよう、食べ物に加えて、水分量にも着目しようと考えております。