保護猫との生活を綴ります

元野良猫を保護し、猫の多頭飼いしております。2010年、はやとちりから、保護猫との生活を始めた男の日々。あれよあれよ、と、二猫、三猫となり、2020年6月に、四猫となりました。猫との生活、猫の行動、猫の食べ物や病気、等等、保護猫との生活にて感動した事などを綴ってきます。野良猫として生を授かり、保護猫として命を全うしていく、四猫。2022年、都内に戸建て物件を購入し引っ越しをしました。2022年5月31日、五猫となりました。

【猫のリンパ腫】次ニャン坊チビ、抜糸に行く

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2022年6月7日に、3度目のリンパ腫切除の手術を行った次ニャン坊チビ。

sannekoyonneko.hateblo.jp

2022/06/21 は、その抜糸に行く日でした。

手術痕とそして、手術のために刈り取られた体毛が無ければ、リンパ腫ということが嘘のような、毎日を過ごしています。

ご飯も相変わらずモリモリ食べるし、他の猫氏にちょっかいを出して大相撲大会を開催したり、と。

切除した病理検査結果もわかるはずです。

平日の為、今回も妻1人に任せて私は出勤です。

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いつも負担掛けてすまんの

 

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はぁい

 

いつものやりとりを朝玄関でします。

【猫のリンパ腫】次ニャン坊チビ、抜糸に行く

次ニャン坊チビは鍵尻尾です

次ニャン坊チビは鍵尻尾です

妻からメール

新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきたのも影響してか、本当は開院と同時の時間に行きたいんだけど、通勤ラッシュに巻き込まれるの嫌だから、今日は11時30分からにしたの

と。

確かに未だ連日の報道はありますが一時期に比べると新規感染者数は減ってきているようで、私も出勤の際に、人が増えたなぁ、という印象を受けております。

やはり、リモートワーク、在宅ワーク出来る業界、環境ていうのはまだまだ多くないのではないかと感じております。

2022/06/21 11時30分過ぎ

妻からメール

やっぱり原発不明の肉腫なんだって。

腫瘍以外どこにも悪いところは見当たらず、可能性としては、

組織球性肉腫

というやつの可能性があるが、とても稀なことみたい。

と。

体重は、前回とほぼ変わらない重さでした。

ガンであれば、急激に体重が減るということが一般的なようですが、チビはシコリが見つかって以降、ほぼ体重は上下していないのです。

ここに来て、新たな単語が出てきました。

組織球性肉腫

については、纏めたら、改めて公開することにします。

ただ、学術論文なども調べてみましたが、また、いろんな動物病院のサイトをみましたが、

組織球性肉腫

についての掲載は非常に少なく、情報量も纏めるに足りる量はありませんでした。

特定の犬種が、発症するケースが多いとのことですが、チビは猫です。

また、検査した際に、全身への転移が早いスピードで認められるようです。

チビは、鍵しっぽです。鍵しっぽで、珍しいモノを持ってきたんでしょう。

妻からのメールは続きます。

次回、腫瘍ができるとしたら、今回よりもっと奥にできちゃう可能性があるから、そうなると手術は難しいって。次回は2022/07/19に、超音波含めて定期検診しましょうって。レントゲンじゃうつらないものがうつるからって。

かなり珍しい症例らしく、先生方がみんな首を傾げているらしい

とのこと。

レントゲンでは、腫瘍の大きさがある程度にならないと識別出来ないというのは、2回目の手術の際に説明を受けました。

超音波検査が、麻酔を伴うのか否か、を、妻に聞いてみます。

超音波検査は麻酔を伴わないようで、レントゲン検査よりも、猫にかかる負担がすくないようです。

やはり、鍵しっぽで、珍しいモノを持って来たという事になりそうです。

動物のプロ達でも、確定診断が出せないとなると、以前投稿したように、

悪性腫瘍ではない、単なるシコリ

という期待も膨らみます。

ただ、通常では存在しないモノが存在する事は確かなので、家庭で出来る事は引き続き行っていこうと思っています。

病理検査報告書を見せてもらいました。

以下は報告書から抜粋です。

摘出された4カ所のリンパ節ではいずれも、同様の腫瘍性の病変が形成されており、本来のリンパ節はほぼ完全に置換されています。

腫瘍は短紡錘形から類円形細胞のシート状の増殖から成り立っています。

腫瘍細胞は、一部空胞を有する好酸性の豊富な細胞質と類円形の異形核を有し、中程度から一部顕著な大小不同を示しています。

分裂像は20個以上/10高倍率視野です。腫瘍細胞間の一部では粘液が含まれています。

検索した4カ所のリンパ節ではいずれも、非上皮性の悪性腫瘍が形成されており、肉腫と診断されます。今回、一部の腫瘍は円形細胞で、

免疫染色では

・MHC Ⅱ・lba-1・Eカドヘリンに陽性

・CD204に陰性

を示しています。一般的な組織球性肉腫と組織像が異なっていますが、免疫染色の結果や複数のリンパ節を主体とする腫瘍であることを考慮すると、組織球性肉腫の可能性があります。

いずれもリンパ節の摘出状態は良好ですが、引き続き、その他のリンパ節などの状態について、経過には注意が必要です

確定診断はやはり出来ないようで、可能性等という文言が並びます。

やはり鍵尻尾のチビ、珍しいモノを引っ掛けてきてくれたようです。

鍵尻尾の猫は、幸せを引っ掛けてきてくれるそうです。

まだまだチビ、10歳です。

引き続き、経過観察はしっかりとしていきますが、それでも、毎日生きていることに感謝して、飼い主ともども、前を向いて、前を向いて。

愛猫が元気なうちに、ペット保険、ご検討ください。

 

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