猫の味覚について疑問に思ったことが多々ありましたので、一度猫の味覚について纏めてみました。
猫は、味覚のうち、
- 酸味
- 苦味
- 塩味
の3つだけ感じるとの事です。
何故この3つなのかと言えば、食べた時に中毒を起こさないか判断するためのようです。
猫の味覚 酸味について何故感じる?
食べても中毒を起こさないかを判断する大切な役割を果たすために、最も感じているそうです。
猫の味覚 苦みについて何故感じる?
酸味の次に感じやすい味覚です。
肉は腐敗すると苦みがでますので、野生の肉食動物は苦みを感じるセンサーも高度ですが、猫には10種類以上もの苦みを感じる遺伝子があり、他の動物に比べ、ずばぬけて苦みを感じるようにできています。
そのため新鮮なもの、そうでないものはしっかりわかるようです。猫に好きな缶詰・嫌いな缶詰があるのは、この苦みセンサーが反応しているのかもしれません。
猫の味覚 塩味について何故感じる?
酸味、苦みが味覚の大半を占めているため、塩味はわずかに感じますが、とても鈍感のようです。
猫の味覚 甘味は感じないの?
でも、我が家の長ニャン坊クロ、は、カスタードクリーム、餡子等、甘いものに、過敏に反応し、おねだりしてきます。
その原因は何なのか、もう少し、詳しく調べてみました。
猫は甘味を感じているわけではなく、甘味をかぎつけているのは嗅覚で、匂いをもとにおねだりに来ているのではないか、という事です。
実際、犬の嗅覚ほどではないですが、猫の嗅覚もなかなかのものなのです。
人間の嗅覚と比べると、猫の嗅覚は数万倍から数十万倍とのこと。人間でも刺激が強いなと感じるニオイには注意が必要で、アロマを炊いたりする事によって、猫の嗅覚を壊してしまう事があるようです。
ごはんの温度が30度以下の冷たいものや、逆に35度以上の温かいものは好みません。
人間は加熱したものも食べるし、人肌くらいなどと温度に対して柔軟に対応してますが、猫は温度にも正確です。
猫は30~34度の食べ物を好むようで、実際に、我が家の猫氏達も、
ウェットフードをある程度、温水で温めてあげたほうが、食いつきはよくなります。
我が家ではこれを、ラーメン屋スタイルって呼んでます。
味覚に関して、猫が贅沢になってる、と感じることもあると思います。
実際我が家の長ニャン坊クロは食べ物に対しての好き嫌いが激しいです。
味が分かるという事もあるかも知れませんが、実は、食べなければ、もっと美味しいモノがでてくる、マタタビをかけて貰える、等学習している可能性があるようです。
なかなかの策士と言わざるを得ないです。
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