三ニャン坊さんたにとっても、我が家にとっても、動物病院での麻酔を伴う手術は数年ぶりの出来事です。
三ニャン坊さんた、歯石取りに行く
きっかけ
急に三ニャン坊さんたのツンデレのツン具合に拍車がかかり、何かしたかな?と思っていた際に、妻が三ニャン坊さんたの異変に気付き、動物病院に連れていって判明しました。
私のお手柄なんだから、もう少し大々的に記事にしてよね!!
記事にするよりも、いつものケーキのほうが良いって言ったじゃん。んで、昨日、お気に入りのケーキ屋さんでケーキを購入させていただきましたよ。1個750円もするちっこいケーキ・・・
土曜日は私も妻も仕事が入りそうで、一緒に休む事ができそうになく、2020年11月10日、妻がお休みを貰って、動物病院に連れていってくれることになりました。
無事キャリーバックに入れることが出来るかどうか、この記事を書いている、AM7:40、心配で仕方ありません。さんたはだっこすることすら拒絶する、なかなか気難しいタイプの猫氏です。
確保できたか心配で、AM8:20妻にメールしました。
10時までに連れていけばよいから、ギリギリまでさんたはリラックスさせておくよ。確保する方法はちゃんと考えてる
とのことです。
私は何も出来ないので、ヤキモキしてしまいます。
AM9時過ぎ、妻から、
無事、動物病院へ連れていきましたよ
のメールを受信
お昼に、妻からメールを受信
さんた、は何処に行ったの??
四ニャン坊たかんぼが、さんたを探しているとのことなのです。元々、妻の実家で、他二猫と一緒に生活をしていて、我が家に来て、自分を入れて四猫になったのに、一猫居ないことに対して敏感に気付いている様子と。
何故異変に気付いた?
朝のルーティン:朝4時から5時の間に、カーテンにスパイダーマンよろしくよじ登り、妻を起こして、朝のウェットフードを食べる
このルーティンが最近無くなり、ご飯の時以外は一人でいることが多くなってました。
また、寝ている時もそうですが、起きている時も、ヨダレが出ている事が多くなり、ヨダレのニオイも強くなっていました。
どのような施術になる?
朝10時までに動物病院へ連れていき、全身麻酔で施術をされ、夕方迎えに行く、という予定になります。
朝も夕方も私は同行することができないのです。
猫の歯石を取る方法は、外科的な施術のほかにも選択肢はあるようですが、さんたの現状の状態が非常に良くないようなので、外科的な施術を選択したほうが良いであろう、とのことでした。
また、歯石を取り除く際に、仮に奥歯が虫歯などになってて、そのまま放置することが危険と判断した場合、抜歯もあり得ます、と。
抜歯した場合、当面ウェットフードのような柔らかいご飯しか食べれないが、抜いた部分が落ち着けば、カリカリ等の硬いフードも食べれるようになるとのこと。
治療費はいくらになる?
おおよそ2万円位ではないか、とのこと。ただ、抜歯等が必要になれば、プラスアルファの費用が掛かります、とのこと。
施術後
動物病院にて、どのような施術、処置をしたのか、写真と共に報告を受けました。(私は同席出来なかったですが、妻がしっかりと説明を受けたようです)
その結果
歯石は奥歯に沢山付着していました。
特に左側は重度です。
まずは歯石を超音波スケーラーで全て除去しました。
左上顎の歯は
破歯細胞性吸収病巣
ですっかりぼろぼろになっていました。
下顎は左右ともに第二前臼歯がぼろぼろでグラグラしていました。
右上顎の第一後臼歯もグラグラです。これら歯を適宜分割しつつ抜歯しました。
抜歯跡は必要に応じて歯槽骨をドリルで滑らかにして歯肉を縫合しました。
抜歯したところに局所麻酔を注射し、特殊紫外線で歯石の取り残しが無いか確認。
仕上げに残った歯の表面を粗磨きと仕上げ磨きで磨き上げています。
ダメージの大きな歯はしっかりと除去しましたが、残っている歯もあやしい感じのものがあります。
歯石の再付着により歯周病が進行すると、さらに歯が抜けていったり、歯根に感染し膿むと腫れたりする可能性があります。
残った歯を守るためにも、歯周病とそれに伴う弊害を予防するためにも、日々の口腔内衛生に努めたいところです。
※破歯細胞性吸収病巣に関しては別記事にて詳細掲載予定です。
→破歯細胞性吸収病巣についてまとめました。以下をご覧ください。
施術により、歯石を取っただけではダメで、6本抜歯という処置となりました。
実際に掛かった治療費は?
結果、およそ4万円となりました。数ヶ月前から始めたネコネコ貯金の残金が0円となりました。
纏め
人間同様、歯の治療は治療費も高くなります。やはり、日々の口腔内衛生に更に気をつける必要がありますので、
でも触れた、グロビゲンPGを選んで購入を進めようと思います。
抜歯後は、前日の夜から殆どご飯を食べてなかったので、相当な空腹だったのでしょう、歯が6本無いことなんて気にもせず、ガツガツご飯を食べたようです。
また、顔の形が以前のように、シュッとした凛々しい顔に戻ったように見えます。
私が帰宅した後、暫くは私の姿が見えると逃げるようにしてましたが、ネンネする前にいつものような撫で撫でしてあげると満更でも無いという顔をしてました。
もっと早いタイミングで気付いてやれなかった事を悔やんでますが、悔やんでるだけで何も生みません。さんたは、抱っこも嫌がりますので、口の中をじっくりと見ることはできる自信がありません。
ですので、予防策を複数用意し、天命を全う出来るよう更に観察を進めていきたいと思います。