私は、猫との暮らしを2010年からしており、元々、四猫でしたが、2022年5月に一猫迎い入れ、今日現在で、五猫と暮らしております(あと、妻も1人居ます)。
五猫全てが元々野良猫で、保護し、保護猫として生活を共にしております。
保護猫多頭飼いを10年以上している私が知り得た事や経験した事等を日々更新しております。
質問:歯が無くなった猫には、ドライフードを給与することはNGでしょうか?
高齢猫と共に生活をしています。猫の年齢はおおよそ16歳です。
歯周病で歯がぬけてしまって動物病院に連れて行きました。
かかりつけ医はドライフードをお湯などで柔らかくしないで硬いままで食べさせたほうがいいといいます。
歯がないのに、硬いままで給与して良いのか、少し心配です。
歯がない猫には、ドライフードではなく、ウェットフードのほうが良くないでしょうか?
返答:硬いままでも問題無いと感じています。
我が家では、過去、
長ニャン坊クロ
三ニャン坊さんた
が、口腔内トラブルに遭い、クロは五本の抜歯をし、さんたは六本の歯を抜歯しました。
その際にかかりつけ医からは
ドライフードでも、ウェットフードでも猫は基本的に咀嚼せずに丸呑みすることのほうが多いので、歯がなくなっても、ドライフードを給与してはダメということはありませんよ
と言われました。
ドライフードを給与した際に、カリカリって噛んでいる音を良く耳にしていたので意外だったのですが、言われてみれば、吐き戻しされたご飯をみてみると、殆ど咀嚼されておらず、まるっとそのままの形を保っているなんて事が多々あり。
我が家で一番歯が無いさんたは、ドライフードよりもウェットフードのほうを好むので、歯がなくても食事には問題なさそうです。
我が家では一番の大食漢だもんね、さんたが。歯がないのに。
そうね、歯がないのにね。
猫の口腔内トラブルに関しては以下の投稿もしています。
歯磨き習慣を癖つけ出来なかったのが起因しているのですが、猫の場合、
破歯細胞性吸収病巣
というのも歯が無くなる原因の一つだと考えられているようです。
猫はご飯を丸呑みする傾向にあるため、歯があってもなくても、ドライフードを給与しても問題ないと考えています。
猫の歯磨き習慣が作れなかった場合、歯磨き以外のデンタルケアを検討の視野に入れてみては如何でしょうか?