「いつもと違う」は猫からのSOSのサイン
毛をかき分けてしっかり確認
猫の皮膚はピンク色で人よりも薄く、弾力性があってよく伸びます。新陳代謝で毎日生まれ変わり、皮膚の表面からはがれ落ちる細胞がフケで、通常は見た目には気づかないほど小さいもの。毛や毎日少しずつ生え変わります。大きなフケ、大量の抜け毛、赤みやしこりは何らかのトラブルのサイン。
抜け毛
換毛期には全身まんべんなく毛が抜けます。それ以外の時期に皮膚が透けて見えるほど大量に抜けたり、部分的に抜ける場合は要注意。どの部分が抜けているかが、病気特定の大きな手がかりになります。
猫の換毛期っていつなの??
年に2回あり、一般的に気温が暖かくなる3月頃と、寒さが厳しくなる11月頃だね
フケ
目に見える大きなフケ、大量のフケが出る時は皮膚病の可能性大。ノミが寄生すると、激しいかゆみとともにかさぶたやフケなどの症状も。アレルギーやビタミンA欠乏、老化による乾燥でも増えます。
膿(うみ)
猫ではケンカによる咬傷などで化膿して、見た目は小さな傷口でも皮下に膿がたまる皮下膿瘍(アブセス)という病気があります。患部が腫れて熱を持ち、触るととても痛がります。切開して膿を出します。
猫との暮らし、健康チェックについては以下も合わせてご覧ください。
「いつもと違う」の、いつも、がどうなのか、が分からないと、違いにも気づけず、という事になってしまうため、日々四猫の観察を続けていきたい。