私は、猫との暮らしを10年しており、元々、三猫でしたが、2020年6月に一猫迎い入れて、今日現在で、四猫と暮らしております(あと、妻も1人居ます)
四猫全てが元々野良猫で、保護し、保護猫として生活を共にしております。
保護猫多頭飼いを10年している私が知り得た事や経験した事等を日々更新しております。
ご質問:猫って場所構わず爪とぎしますか?
猫の多頭飼いをされているかと思い、ご質問です。賃貸物件にお住まいのようですが、壁に保護シートは貼ってますか?
ペット可マンションに賃貸で住んでいて、猫を飼おうかと考えています。
ご回答:爪とぎグッズを多数用意して、爪とぎ防止グッズも活用しましょう
ご質問者様は、近い将来、猫との生活を始められるようです。
壁で爪とぎするよ、猫は!
と、他人様から言われたようです。
猫の爪とぎの理由には様々な理由があります。
猫が爪とぎをする理由
2:マーキング
3:リラックスや気分転換
4:自己アピール
それでは、1つずつ、細かくみてみましょう。
1:するどい爪の維持
もともと、狩りをする動物である猫にとって、爪は獲物をとらえたり、自分の身を守ったりするための大切なものです。爪とぎをすることで、表面の古い爪のさやをはがし、内側のするどい爪を出しています。
爪とぎに対して、とんがった爪の先端を丸くする、というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかも知れませんが、実はその逆で、古くなった表面の爪を剥がし、内側の尖った爪を出す為に行っています。
そのため、定期的な爪切りは必ず必要です。
我が家で使っている爪切りは以下です。
2:マーキング
猫の肉球には、強いニオイを放つ臭腺があります。
爪とぎをすることで臭腺のニオイをつけ、自分の縄張りを主張しているのです。
また跡に残った爪跡にも縄張りを主張する意味があります。
そのため、壁や柱など垂直なもので爪とぎをするときは、できるだけ背伸びをして高い位置で爪とぎをし「自分は大きいんだぞ。ケンカだって強いんだぞ」とアピールしています。
爪とぎグッズは様々あります。
以前、ベッドにもなる爪とぎグッズについて投稿しました。
3:リラックスや気分転換
来客などでストレスを感じたときや、寝起きなどに、気分を切り替えるために爪とぎをすることがあります。
遊んでいてうまくいかないときなどに、突然爪とぎを始めるのも、気分を変えて気持ちを落ち着かせるために行っていると考えられます。
4:自己アピール
かまってほしいときに、関心を引くために爪とぎをすることがあります。
わざと飼い主さんの近くで爪とぎをしているのは、「かまって」「遊んで」というサインかもしれません。
そんなときは、好きなおもちゃでたっぷり遊んであげましょう。
爪とぎグッズ以外で爪とぎする時には?
爪とぎグッズ以外で爪とぎをされてしまうと、壁紙含めてボロボロになります。以前の賃貸物件では、2階の入り口のドアで爪とぎをする事を長ニャン坊クロが憶えてしまい、ドアの柱が相当えぐれてしまいました。
そのため、爪とぎしちゃうな、という場所には、
猫 爪とぎ 防止 シート
を貼り、爪とぎ防止しています。
そうすると、爪とぎ出来ないと分かるとその場所で爪とぎする事はなくなりました。
設置している爪とぎはどんなモノ?
我が家で設置している、設置していた爪とぎグッズは多数あります。
スタンダードなダンボールタイプの爪とぎ、ポール型、キャットタワー等です。
キャットタワーの支柱部分での爪とぎによって、支柱がボロボロになる事があります。
そんな時は、支柱の修理が簡単に出来ます。
そちらについての投稿は以下をご覧下さい。
くれぐれも、支柱の太さはきっちり測ってから購入してください。
纏め
猫が爪とぎする理由は様々あります。
- 爪とぎグッズを複数設置する
- 爪とぎ防止グッズを利用する
この事で、爪とぎについては心配無用になるかと思います。
ご質問にありましたように、爪とぎ防止シートは、我が家では1カ所だけ使っています。基本的に爪とぎグッズを多数、多種類設置しているので、あえて爪とぎをそれ以外の場所でしなくてもよいと猫氏達は思っているのかもしれません。
ご参考にしてください。