会社への出勤、クライアント先への移動、帰宅時間等、隙間時間に、購読させていただいている方々のブログ投稿を拝見しています。
その中で気になった投稿があり、今回はそちらについて、考えられうる原因とその対策について纏めます。
さん
ところの猫氏ほどではありませんが、我が家の
四ニャン坊たかんぼ
五ニャン娘みゃあ
も、時折、何をやってもなきやまない位、なきます。
みゃあ、は、ある程度一定の声色ですので、気持ちを察して、ご飯を給与したり、遊び相手になったり、と都度対処しております。
ただ、たかんぼは、なくタイミングも声色もその都度都度で違っていて、何を求めているのか、どうしたら良いのか、わからない場合もあり。
そのため、購読させていただいている方の投稿をきっかけに調べてみた事の纏めです。
愛猫が頻繁になくのは何故?考えられうる原因とその対策の纏め
猫が頻繁になくのはなぜ?
1:コミュニケーション
猫は鳴き声を使って人や他の動物とコミュニケーションを取ります。
ご飯を求めたり、遊んで欲しいとき、あるいはあなたに注意を引こうとする場合など、猫は鳴き声を使って自分の気持ちを伝えようとします。
2:孤独感
猫は孤独を感じることがあります。
特に、ほかの猫や動物との交流が限られている場合や、飼い主が長時間家を留守にする場合などに孤独感を感じ、それを鳴き声で表現することがあります。
3:ストレスや不安
環境の変化や新しい人や動物の登場、移動などが猫にとってストレスや不安を引き起こすことがあります。その結果、なくことが増えることがあります。
4:健康の問題
猫は体調不良や痛みを感じたときにも鳴き声を出すことがあります。
具体的な病気や症状によって鳴き声のパターンが変わることがあります。
5:発情期
未去勢または未避妊の猫が発情期に入ると、なくことが増えることがあります。
これは、異性への関心を示すための行動です。
6:高齢化
高齢の猫は、年齢による体の変化や健康の問題によってもなくことが増えることがあります。
上記6つに当てはまらない場合、他の要因は何?
一般的には、上記にあげた6つの要因で、猫がなく頻度が増えるとされているようです。
ただ、どれも当てはまらないという場合もありますので、ここからさらに調べて纏めます。
7:興奮やエネルギーの発散
猫は運動や遊びが大好きで、エネルギーを発散する必要があります。
十分な運動や刺激を得られない場合、鳴き声を出してその欲求を表現することがあります。
8:飢餓や渇き
猫が十分な食事や水を摂っていない場合、鳴き声を出してその欲求を伝えることがあります。
9:環境の変化
新しい家や新しい環境に移動した場合、猫は不安や適応のストレスを感じることがあり、それが鳴き声として現れることがあります。
10:過剰な刺激
猫は敏感な動物であり、騒々しい環境や人々の過剰な接触が鳴き声を引き起こすことがあります。
11:遊びや注意を求める
猫は遊びを楽しむ生き物であり、退屈しているときや注意を引きたいときに鳴き声を出すことがあります。
12:病気や不快な症状
特定の病気や不快な状態(例:歯の痛み、腹部の不快感)が鳴き声を引き起こすことがあります。
獣医師に相談しても、原因が分からない場合は?
愛猫が頻繁になく事の原因のひとつが、何かの病気なのではないかって考えて、動物病院に連れていったり、かかりつけ医に相談したりすると思います。
ただ、動物病院でも、その原因を特定することが出来ず、健康上は何も問題ないって言われるケースも少なくはありません。
ずいぶん前ですが、
長ニャン坊クロが、足を引きずって歩く、というような仕草をした時がありました。
すぐに病院に連れていきましたが、結果何も問題なく。
病院から帰ったら、普通に歩いていました。
そのころ、三ニャン坊さんたを迎え入れて間もない頃で、クロを構う時間が減って、もっと自分の相手をしろってアピールしてたのではないか、って思います。
ですので、病院に連れていっても原因が特定できない、病気ではない、健康だといわれてしまうと、更に困ります。
その際の対策も纏めておきます。
a:詳細な状況の共有
獣医師にできるだけ詳細な情報を提供してください。
なくことが頻繁に起きる状況、そのパターン、その他の症状や行動の変化などを記録し、獣医師に伝えることで、より正確な診断が行えるかもしれません。
b:行動学的なアプローチ
物行動学の専門家に相談することも検討できます。行動学者は動物の行動やコミュニケーションに詳しい専門家であり、鳴き声の背後にある可能性を分析して助言を提供することができます。
c:環境の見直し
猫の環境を見直しをする。
新しいストレス要因が存在するか、環境が変わったか、他のペットや家族構成が変わったかなどを検討してみてください。これらの変化が鳴き声の原因となっている可能性があります。
d:試行錯誤
鳴き声の原因が特定できない場合、試行錯誤をしてみることも考えられます。
例えば、運動や遊びを増やしてみたり、環境を少し変えてみたりすることで、鳴き声の頻度やパターンに変化があるかもしれません。
e:専門家の協力
場合によっては、動物行動学者や獣医行動学者と協力して、猫の行動や鳴き声に関する専門的なアセスメントを受けることも考えられます。
纏め
一番最後に登場した、
e:専門家の協力
という部分で、動物行動学者、獣医行動学者に相談してみる、というのは新たな気付きになりました。
獣医師は、確かに、猫の病気に関して色々相談に乗ってくれたり、原因を特定したりすることが出来ると思います。
ただ、健康上どこにも問題がないってことになると、獣医師では何も出来ないのが現実です。
そのため、動物行動学者にアプローチしてみるってのは、アリだと思います。
私の投稿に何度か出てきていましたが、
今泉忠明(いまいずみ ただあき)
という方が書いた書籍等、一時期読み漁っていました。この方も動物行動学者とのことでした。
獣医師に相談して、原因が特定できない場合、動物行動学者へ相談してみる、というのも新たな選択肢になりそうです。